先日、ニコに英語の文法を教えたわけですけども・・・
試験を終えて帰ってきたニコにどうだった?と聞くと、
「うーん・・・あんまり。」との答え。
英語は一応、得意科目としているらしいので、ちょっとは力を入れているのがわかります。
私が教えた部分ができたかどうかは別として(笑)、テスト問題の最後に実力問題的な長文読解の問題が出たとかで、ちょっとそこを見て欲しいと言われました。
ニコが言うには、
「習ったところではない実力問題だから、単語も全然わからないし、読解できなかった。きっと答えも間違えちゃった。」
とのこと。
ふんふん、と言いながら読んでみると、ウォルト・ディズニーがディズニーランドを作った時の話でした。
私としては、ふーん、へー、そうなんだ、面白いねって感じで読み終わったのです。
しかし、ニコには内容がイマイチわからなかったそうで、答えも何問も間違えていました。
英語の長文読解ってまず単語がわからないと内容もわからないし、穴埋め問題が選択式だとしても、選択する単語の意味がわからないとどうにもならないですよね。
想像力でなんとかなったり、消去法でうまくいくってこともありますが。
で、ニコはまんまと単語がわからず、話の意味もよくわからずだったようで。
私、カナダにプチ留学したこともありましたが、特に英語ができるわけでもなく(英検もTOEICも受けたことありません)、得意科目だったわけでもないのです。
でも、今回、ニコの高校一年生のテスト問題を見て、なんでこんな文の意味がわからないんだろ~というぐらいに簡単に思えたんです。
で、それって、今高校一年であるニコから私のこの年までの経験の差なんだって思ったんです。
自分が高校一年生だった頃からこの年になるまでの間に学んだ高校や大学や社会で身についてきた知識や想像力なんだって。
何が言いたいかと言うと・・・
日頃、娘たちになんでできないんだろう?なんでわからないんだろう?って思っていることに対してちょっと反省したわけなんです。
なんで先にやっちゃえばいいのに後回しにするんだろう?とか
なんで叱られるのわかってて言われる前にやらないんだろう?とか
いろいろ。
今そう思うのは、大人になって、結婚して子供を育てている今までの経験から学んだからなのであって、まだスタート地点に近いところにいる娘たちに自分と同じ感覚を求めるのはあまりにも高い要求なんだな~って、急に思ったんです。
こんな英語の問題でそこまで感じちゃったことに自分もビックリでしたけど。
今、大人になって、私自身も「もっと学生時代に勉強を沢山しておけばよかった」って思っているんです。
でも、それって自分が適当にやっていたという自覚があるからなんですよね・・・
娘にもそうなってほしくないという気持ちからついつい求めてしまうんですけど。
そんなこと、わかってるつもりでした。
娘に自分の考えと同じことを求めてはいけないってわかってるつもりでした。
けど、昨日、ニコと英語の問題について話した時に
「こんな簡単な問題さえもわからない時期なんだ」
と思った時、あー、そうか・・・って思ったんですよね。
意味、わかりますかね?
だからと言って今後単純に
「経験が少ないんだからまだできなくても仕方ないよね、やらなくても仕方ないよね」
とはならないとは思うんですけど、今までより、娘たちのことを少しだけ温かく見守ることができるような気がしました。
という気分です、今は。
またいつブチ切れるかわかりませんので、何事も断言はできませんけれども!
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この歳になっても 未だ未経験の事はたくさんあり
日々『なるほど~ そーゆー事か! こうすれば良かったのか!』 と思ったりしますもんね
そりゃ産まれて15年やそこらでは 分からないことたくさんありますよね
むしろこれから経験を積んで 成人して 社会人になって 親になって行くんですよね
同じ物差しで見てはダメですよね 数十年(20年?30年?)の経験の差は大きい!
叱らず 焦らず 時には助言しながら 見守れるといいですね。
Cooさん
そうなんですよね、そうなんです!
自分も、さらに経験を積んだ人生の先輩方からしたらまだまだわかってないことだらけなはずですよね。
ホント、同じ物差しでキーキー怒っても仕方ないんだなって思いました。
ちゃんと助言もしながら温かく見守りたいですね。
そんな感じで、昨日もイラっとすることありましたが、冷静に言えました(笑)