昨日の夜、またイチコに爆発してしまいました。
部活もバイトもない月曜日、イチコは16時過ぎには家に着いているはず。
そして、昼寝しているはず(笑)
それは想定内で、買い物して家に帰ると、19時前。
部屋から出てきたイチコは明らかに寝起きでした。
前日のキーマカレーが大量に残っていたので、夕飯はそれとサラダ、と決めていたので、帰ってからすぐに夕飯の支度はせずに、ニコから教えてと連絡が来た英語の問題を解いていました。
するとリビングの隣のイチコの部屋から、笑い声が聞こえます。またK-POPグループの動画を見て笑っている様子。
ニコがそのまま友達と英語の勉強をしてくるというので、イチコと二人で先に食事をすることにしました。
食べ終わったのは20時少し前。
「ねぇ、帰ってからずっとゴロゴロしてたんでしょう?時間がないんだからご飯食べたら試験勉強始めなよ?」と言いました。
イチコは
「やだ。」と言いました。
「・・・へ?」
ちょっとビックリすると
「自分で決めてるんだからすぐはやらない。」と。
「でもさ、ずっと休憩してたんでしょ?そりゃ終わって今すぐに座って勉強しろとは言わないけど、早めに始めなさいよ?」と言うと
無視して部屋に戻っていきました。
少しして部屋をのぞくとまたベッドにもぐっています。
唖然として
「ねえ、金曜日は映画、土曜日は握手会。それは何も言わなかったよね?ちゃんとやるって言ってたよね?」
「うるさいなぁ。やるっつってんじゃん。」
「何時から?」
「・・・20時45分」
そこで私は怒ってしまいました。
「帰ってきてから休憩、ご飯前も休憩、ご飯後も休憩。一体いつ勉強するの?」
「うるさい。自分で決めてるんだから。ママが決めることじゃない。」
「でも、やるやるってやってないから言いたくなるんだけど」
「やれやれってうるさいからやる気失くすんじゃん。なんでわかんないの?」
そんなやり取りをしながらそのうち私もヒートアップ。
「あなたは毎回毎回そういって今回は決めたの、今回は違う、やるって決めたって言いながらやらないのを繰り返してるから言ってるの!!」
「じゃあたまにはほっといてみてよ」
「ほっといた結果0点なんて取ったじゃないの?成績だって1だよ?留年するんじゃないかって心配になって当然でしょ!!」
「うるさい。ほっといたことなんてないじゃん」
「あるよ。何も言わないようにガマンしていた時あったけど、同じどころかもっとひどかった」
「K-POPにハマってからそのことばかり頭の中にあって、やるべきことしないでそっちのことばっかり!」
そんな感じで大声で言い合いになりました。
イチコは「うるさいうるさい」といって耳をふさいでいました。
売り言葉に買い言葉でお互い結構ひどいことを言い合いました。
本気で「なんでこんなに勉強しないの?」と思いました。
そしてお風呂に入りながら色々考えました。
・・・・でも。
イチコの言うとおりだ。
私、うるさすぎる・・・
時間はともかく、やると言っているイチコに「今すぐやれ。」「もっと長く勉強しろ」と迫っている様なもの。
イチコが決めたことを全部否定していて、結局は自分の思った通りにやれと押し付けている。
どこかの老害元上司と同じだ・・・・
自分で自分が嫌になりました。
心配のあまり出た言動でしたが、私、うるさすぎる・・・
もう勉強のことは言わない、って何度も思ったはずなのに、結局言ってしまう・・・
確かに、同じことを繰り返したのはイチコですが、だかと言って私がまるで監視するようなことをするのも違う・・・
反省しました。
そしてイチコの部屋に行き、謝りました。
「イチコ、確かにイチコの言うとおりだった。ママ、うるさかったね。ママが決めることではなかったのに、結局勉強しろってうるさく言ってたよね。ごめんね。留年とか心配のあまり色々口うるさく言い過ぎたけど、これからは言わないで見守るように努力するから。」
すると泣いた後の顔のイチコはうなずいていました。
あー、いやになっちゃう。
繰り返してるのは私も同じだ・・・
イチコが留年しようと、テストで0点を取ろうと、私がガミガミ言ったところで本人の意識が変わらない限りは同じなんだ・・
ガミガミ言って変わってるならとっくに変わってる・・・
今までこれだけやってきて変わらないことを強制的に変えようとしたって無理なんだ。
本人が本当に気付くまで待つしかないんだな・・・
イチコも、私の母校の推薦を取りたいと言っていました。結構厳しい成績なのですが、2年のこの時期、ものすごく頑張れば、そして3年生になり、文系科目だけになれば望みはあると思っていました。
最初は私の母校なんかではなく、もっと上を目指してほしい、と思っていましたが、オープンキャンパスで行きたくなったというので、それなら、せっかくチャンスがあるのだから推薦で行かれるものなら行ってほしい、いつからかそんな気持ちが強くなってしまったんです。
ニコはその推薦を目指して頑張る、と言っています。こちらも大して勉強していませんが、意気込みは少しは感じるんです。
イチコは言っていながらも行動も伴わず、意気込みも感じられなかったのでついつい口うるさくなっていたのかもしれません。
でも・・・イチコの状態や気持ちを考えずに、結局は勉強しろ勉強しろとばかり言ってしまった私。
言いたくて我慢しても、結局は最後には言っていたんです。
ホント、イチコの気持ちを逆なでしてばかり、0点を取ったことの傷口に塩を塗るようなことばかり言っていた。
反省です。
今回は猛省って言った方がいいかな。
このままやらないのはイチコの人生。
自分で気が付いて頑張るのもイチコの人生。
昨日の夜はその後、遅くまで勉強していたようでした。
口ではわかったようなこと言っていても、見守ろう、と決めたつもりでも、結局は自分の考えを押し付けていたのは私。
イチコに謝ることができて良かった。
「あまり言わないようにするけど、もし世界史とか英語とかならわからなくて聞きたいことあったらいつでもいいよ」とは言いました。
ちなみに、ニコは昨日、「英語の関係代名詞を友達から教えてと言われたのに上手く説明ができなかったから教えてほしい」と言ってきました。
私もすっかり忘れちゃっていましたが、一緒になって教科書見たりして必死に教えました(笑)
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