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ニコの決断その後



部活を一カ月ほどお休みするという決断をしたニコ。
まだその後数日しか経っていませんが

「どう?そろそろテニスやりたくなってきた~?」

と、あえて軽い感じで聞いてみました。
数日でも色々考えていたのかな、こんな答えが返ってきました。

「なんか…Yちゃんのこともあるけど、それじゃないような気がして…」

ニコは物事の説明が苦手なので、よーく話を聞いてみました。
どうやらテニスをやるモチベーションが下がっているというか、テニスをすること自体が楽しくなくなっていて、部内戦があるけれど、みんなのように「勝ちたい」とか「負けて悔しい」という気持ちも全く生まれず…。
要は、そこまでテニスをやりたいという気持ちがなくなっているということらしいです。
そこへYちゃんとのちょっとしたトラブルもあり、自分ではそれが理由のような気がしてそのせいにしていたけれど、実はそこはそんなに重要じゃなかったのかも、という話でした。

自分でもモチベーションが上がらない理由がよくわからない、と言っていました。

「もし部活辞めたとしたら、何をしたいの?」
と聞いてみました。
「うーん、英会話の勉強?」と。
「・・・でも部活やってても英会話の勉強はできるよね。本気でやろうと思えば。」
「・・・うん」
「毎日部活で自分の時間が取れないの嫌になっちゃった?」
「・・・わからない。そうかも。」
そこまで部活動に対して熱意がないということ?
勉強を頑張って行きたい大学に入学したい気持ちも少なからずあるようです。
今から頑張れば入れるかな?としきりに言っています。
部活をやっていて両立する自信がないということなのか。

こんな時、何を言うべきなのか私にもわかりませんでした。

ただ、本音としては部活を続けてほしい気持ちがあります。
でも、こればかりは親が決めることではないので、言えない。
続けないといけないなんて理由もない・・・。

それなのに
「もし部活辞めたら、部活で仲良くなった友達とは今まで通りとはならないと思うよ。今より確実に疎遠になっちゃうのでは。やっぱり一緒に同じこと頑張っていると絆のようなものが生まれるし、ケンカしても仲良くなったりできるものだし、今お休みしてて心配してくれている友達も、部活を辞めてしまえばただの友達になってしまうかもしれない。途中でやめちゃうこと、寂しくない?悔しくない?」

そんなことを言ってしまいました。
ニコは黙っていました。

私がなぜ部活を辞めてほしくないと思うかというと、部活動って、大学のそれとはちょっと違って、中学高校時代しか体験できないことですし、やはり、一緒に苦楽を乗り越えた仲間の存在がとても大きい。
そして途中で投げ出すみたいで悔しいと思うからなのですが・・・

まあ、必ずしもそういう仲間ができるとは限らないのかもしれませんし、3年間やり通すことだけがすごいことではない・・・
ただ、はい、やる気なくなりました、辞めました、終わり。あとはダラダラ過ごす・・・となるのは嫌なんですよね。

結局どうすることがいいのかは1カ月経ってもニコが自分で納得できる答えは出ない気がしました。

もし辞めることになったらそれはそれで受け入れないといけないのかもしれませんね。

続けてほしい、辞めないで欲しいと思ってしまうのは親のエゴなのでしょうか・・・。

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