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双子育児のこと④管理入院前半



前回の妊婦生活の話は→こちら

ご興味ない方はスルーを。

こうして予定より早めに管理入院生活に突入しました。
入院当日は、しばらく好きなものも食べられないだろうということで、ダンナさんとパスタを食べに行き、病院まで送ってもらいました。

病院はとても大きく綺麗で、部屋も快適でした。
4人部屋なので、ゆったり。
各病室の入口付近には広いトイレと洗面台がついています。

パジャマに着替えて説明を受けて、隣のベッドの方と挨拶を交わしました。
その方は当時42歳。
上に二人の男の子がいて、今回は女の子の双子ちゃんを妊娠中でした。
しばらくすると、突然その方が緊急帝王切開をすることになり・・・慌ただしく手術室に運ばれていきました。
しょっぱなからその状況を目の当たりにし、かなり焦りました。
無事生まれて夜には戻ってきましたが、その赤ちゃんたちは少し早めに生まれたので、しばらくNICUに入院していました。

私の2カ月半の入院生活が始まりました。

病気ではなく、早産の恐れもなく、本人はいたって元気なので、退屈でした。
食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活。
昼寝して夜眠れなくて夜更かししてテレビを観ていたり。
ちょうどウィンブルドンの時期だったので夜中に中継を見たり、その頃のドラマは見まくっていましたね。
今思えば、あんなに至れり尽くせりのグータラ極楽生活は後にも先にもないでしょうね。

毎週月曜日の採血、検診。それ以外では毎日午前中に心音のモニタをつける以外はなーんにもすることがないんです。
ハリーポッターの本が流行っていて、私も読みふけっていました。
映画の一作目がやるかやらないかぐらいの時期だったと思いますが、仲良くなった看護師さんとハリーポッターの話で盛り上がり、本の貸し借りをしました。

入院して数日後、隣のベッドに若い女の子が入院してきました。
当時20歳。同じく女の子の双子ちゃんを妊娠していて同じく管理入院です。予定日もほぼ一緒。
彼女とはそれから2カ月以上隣で過ごしたので、とても仲良くなり、今でも交流があります。
同じ県内に住んでいるので、お互いの娘たちの受験が終わってから、今年の春、娘たちを含めて6人で久しぶりの再会を果たしました。
当時彼女の旦那さんは自転車通勤の途中に毎晩寄ってくれており、土日は毎週外泊で自宅に戻っていました。

うちのダンナさんは当時忙しくて平日はなかなかお見舞いに来てくれることができず、来れても土曜日か日曜日。
しかも土日どちらかは仕事なので外泊で戻ることもめったにできず・・・正直、かなりさびしかったです。
ですので、両親や姉、友人が来てくれると嬉しくて嬉しくていつまでも引き留めようとしたものです(笑)
だから、たまに思いがけずダンナさんが来てくれた時も面会終了時間まで引き留め、駐車場まで無理やり送って行ったりしたものです。

今だから言える内緒の話。
病院の食事はまずくはないのですが、やはり薄味で、ヘルシーで、しかも長い入院生活だったのでメニューも繰り返し。
いよいよ飽きてしまいました。
そこで、ダンナさんに無理やり頼みこんで、こっそりと病院近くのモスバーガーでハンバーガーを買って来てもらい、カーテンを閉め切ってガツガツ食べたことがありました。
そして病院の食事はダンナさんが食べているという・・・。
2,3回やったかな(笑)
でも、ニオイでバレてたでしょうね。何も言われませんでしたが。

入院中、3、4回は外泊できたでしょうか。
引っ越し後すぐに入院しちゃったので、外泊と言っても自宅に戻って整理整頓(動くのはダンナさん)し、美味しいものを食べにくだけでしたが。

2カ月半もいると、お隣の彼女をのぞいた二人はコロコロ変わります。
迎えて見送るを何度繰り返したことか。
何人かは二卵性の双子ちゃんママさんでしたね。
体調も相変わらず問題なく過ごし、看護師さんたちとも仲良くなり、いつの間にか病室のヌシのようになっていた私でした(笑)

つづく

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