Every day is a new day

放棄した結果



あまりにも自分勝手な娘たちに腹を立てて、食事も洗濯もしない!!と放棄宣言をしましたが・・・

放棄すると宣言した夜、ニコが「ちゃんとやるから・・・」と言ってきました。
でも私は今回は折れず、頑なでした。
結局ニコは夕飯食べなかったのではないかと思います。知らない間に食べたのかな。
イチコは、前回も書きましたが、お鍋の残りを食べていました。

翌朝、ニコは食べずに部活に行きました。もしかしたらヨーグルトなどを食べて行ったのかもしれませんが、単に時間がなかったというのもありそうです。
イチコは、お鍋の残りで雑炊を作って食べている私を横目に、あてつけがましく食パンをかじっていました。お皿も出さずに。
それでも私は知らんぷり。

ニコは私の紹介で冬休みだけのアルバイトをすることになり、その面接があったので、部活後に友達と一緒にご飯を食べると言っていました。
イチコのお昼ご飯は知りませんが、部活の後、友達と食べて帰ったようです。
そんなわけで、ニコとは電話で話したりしたのですが、私の怒りがおさまったと思われたくなかったのでちょっとそっけない態度をとってしまいました。

夜はまた残業になり、買い物をして8時前頃に帰宅したのですが、帰宅するとすぐにイチコが来ました。
「・・・ごめんなさい。」
前日の様子から、知らんぷりを決め込んでくるかと予想していましたが、意外な反応でした。
でも、翌日落ち着いて謝ってきても、また繰り返すパターンは結構あることで、ずっとそれが続いているので、
「いや、ちょっともう今回は・・・無理だよ。いつもそうやってごめんなさいって言ってくるけど、謝ってほしいんじゃない。ちゃんと約束守ってやってほしいだけなのにやらないで注意して逆ギレされるっていうの疲れたから。」
と突き放してしまいました。

「ごめんなさい」って謝らせたくて怒ってるんじゃないんですよ・・・
そりゃ、謝らないより謝られた方が少しはわかってもらえたかなとは思いますし、気が済んだりしますが、これではまるで私が娘に謝らせて勝った!みたいな感じ。
そうじゃない・・・私が願っているのは、行動で示してほしい、ということ。
口先ではなんとでも言えます。

今までもずっとそうでした。
そのたびに「じゃあ、ちゃんとしてね、約束守ってね」と折れてきました。
でも結局繰り返し。

ちょっと疲れました。
反抗期だから自分たちでも自分たちのコントロールができないっていうことも理解しようと努力はしているつもりなのですが・・こちらにも限界がありまして。

だから今回、放棄しようと決めたんです。
16歳にもなれば食事だって作れるはず。洗濯だってできるはず。

私が謝罪を受け入れなかったので、イチコはそのまま部屋に戻りました。
ちょっと胸が痛かったです・・・

そして、夕飯は、結局いつも通りに大量に作ってしまいました。なんだかんだ言って私もやり通せてないな、と思います・・・
でも、二人は呼ばず、何も言わずに一人で食べました。

二人は部屋から出てきて、ちらっと見ていました。
でも私は知らんぷりをして一人でテレビを見ながら食べました。

ニコが来たので
低ーい声で
「・・・食べるの?」と聞くと「・・・うん」と言って、だまって自分でお皿やお箸を持ってきて食べ始めました。
会話は無し。

私が食べ終わって片づけると、お風呂から出てきたイチコが、夕飯の残りを黙って一人で食べていました。
「何食べてんの?」という意地悪は言わないでおきましたが。

しばらくして帰宅したダンナさんから
「イチコ、明日ピアノだって。レッスン代いるみたいだけど・・」と言われました。
「そうなんだ、ほとんどしゃべってないから。」
「うん、イチコが『怒ってるから言えない』って言ってたよ」と。

ピアノの先生にご迷惑をかけるわけにもいかないので、黙ってイチコにレッスン代を渡しました。
イチコは小声で「ありがとう・・・」と言っていました。またちょっと胸が痛みました。

ふと気が付くと、イチコが洗濯をしていました。まあもちろん手洗いとかではなく、洗濯機に入れて洗剤入れて動かすだけなんですけど(笑)
私が前夜、二人の洗濯物だけよけた分です。

そして、イチコは再び私のところにやってきました。
「・・・ごめんなさい。」
「・・・だからね、ごめんなさい、って毎回言うけど、何をわかって何を謝っているのかわからないんだよね。ご飯作ってほしいからとか洗濯やってほしいからとかの為に謝ってるんじゃないの?口先で謝ってほしいんじゃない、行動で見せてほしいだけ。」

「わかってる。ちゃんとする。」
「昨日の様子で今そんな風に言われたって何も信用できないよ。昨日はあれだけ散々ママおかしいおかしいって怒ってたじゃない。それに今までだって、ごめんなさい、ちゃんとやるから、って言ってもまた繰り返しだったよね。口で言うのはなんでも簡単だよね。」

「本当にちゃんとする」

「じゃあゴミ捨てたの?分別したの?部屋に溜まってるもの片づけたの?学校のプリント類出したの?当たり前のことだけやっていれば何も怒られることないはずよね?うちは厳しいだのうるさいだの言ってるけど、やることやっていれば何も言わないよ?約束守っていれば言われないんだよ?今までだってなんだかんだ言っても遊びに行くのも止めたことないし、欲しいと言われて買った物だっていっぱいある。スマホだって渡してる。ライブのお金の立替だっていっぱいしてる。本当だったらお金ないのに行くなって話だよね。でも、そんなに好きならって気持ちで行かせてる。洋服だって季節ごとに買ってる。それなのに、そのたびに約束破るのはそっちだよね。なんでそれを注意したら無視されてウザがられて逆ギレされなくちゃいけないの?こっちは約束守るし、やるべきことはやってるつもり。間違ってたと思ったら謝ってるよね・・・。朝から晩まで働いて帰ってきたら食器も使いっぱなし、ゴミも散乱、挙句、家に入った途端に『ご飯何?』って当たり前のように言われて、洗濯物畳んだってそのままちゃんとしまわずにぐちゃっと突っ込んでるの見たら悲しくなるよね。16にもなって自分から手伝おうって気持ちもなくて、全部やってもらって当たり前だと思ってる。人に対して思いやりがなさすぎるよね。勉強だって、大学行きたいんでしょ?うちは3年になっても多分予備校とか塾とか二人分行かせられないから今からその分コツコツやらないと無理だと思うよ。大学受験はあなたが考えているよりずっと厳しい世界なんだよ。何か言えばうるさいうるさいって怒られて。参考書欲しいっていうから買えば全く使われないまま転がってる。できない約束ならしないでよ。約束したならちゃんと守ってよ。」

と、溜まっていることを長々とクドクド言いました。

「ゴミも分別したし、食器とかももう部屋にないし、手紙も出す。本当にちゃんとやる」

はい、そこでまた私は折れてしまいました。
「本当に約束してね。」と。
今回は冬休み中、ずっと放棄するつもりでしたが・・・結局ダメなんですね自分も。
放棄に賛同、応援してくださった方もいたのに。

でも、これ以上続けても意味のない単なる意地悪のような気がして・・・

ただ、イチコが回した洗濯物は二人に干させました。
全くやらないことはしないまでも、このままうっすら放棄感は残そうかと思います。

その後はまあ少しですが話しかけてきたりしたので、私も普通に応じていました。
ただ、ちゃんとは話していないので、今後何をどうするつもりなのか、自分の考えで決めさせ、守れなかったときにどうするかを聞いてみようかと思います。

さて・・・
次回はいつになるのでしょうか。反抗期はまだ終わっていないようです。
100%繰り返すとは思いますが・・・いい加減終わりにしたいです、こういうの・・・。

とにかく、自分で決めた約束事ぐらいは守ってもらいたいものです。

今回も精神的に疲れました・・・

人と口きかないって難しいですね(笑)

↓ポチっとしていただけると励みになります

にほんブログ村

高校生ランキング



モバイルバージョンを終了