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子供のトラブル



イチコとニコの話ではないのですが・・・

先日、姉の子が近所のスポーツ施設で練習をしているというので、会社帰りにのぞいてみました。
うちには男の子がいないので、まだ小学3年生の甥っ子、なんだかかわいくてたまらないです。

一人で見学していた姉が浮かない顔をしているので訳を聞くと、一緒に参加している日頃からの仲良し親子がいて、その日の練習が始まる前に、甥っ子がふざけてその友達にタックルのようなことをしてしまい、不意打ちだったようで倒れてしまったらしいのです。
今、まさにタイムリーな出来事・・・騒ぎになっているあのアメフトの件と似たような状況で。
もちろん誰の指示もなく、当人たちはふざけていただけで、なんの意図もなかったのは明白なのですが、やはり親としては大けがにつながりかねない事、やられた側は腹も立てるでしょうし、やってしまった側はどうしよう、と慌てますよね。

その子のお母さんはやはりちょっとムッとしていた様子で、姉が謝ったらしいのですが、
「やっぱり帰るね」と言って連れて帰ったらしいのです。
さらにまずいことに、やってしまった甥っ子が、大変なことをしてしまったという自覚がなかったらしく、その場で謝ったものの、ケロッとしていて、その後も笑ったりしていたのがその子のお母さんを余計に怒らせてしまったようなのです。
日頃からお互いに不意打ちは危ないからダメだよ、と言っていたらしいのですが。

姉は、どうしたらいいかと悩んでいました。
もちろん、大きなケガじゃないことを一番に願っていましたが、とても仲良くしているらしいのですが、ケガや病気に人一倍敏感なママらしくて、関係修復できるのか、息子と友達の関係などについても、心配しているようでした。

ただでさえ仕事などで悩みを抱えている姉にとって、また悩みの種が一つ増えたことで、ため息をついたりして、結構参っているようにも見えました。

話を聞いて、私なりの考えとして「まずは家まで謝りに行かせたら?」と言いました。
ケガをさせてしまった事実は事実として謝り、「悪気はなかったんだけど」とか「わざとじゃなかったんだけど」とかそんな言い訳は絶対に言わない方がいいよと。
誠意を見せろ、ってことですね。
こういうことって、謝られて気が済むことが多いし、言い方ひとつで相手の気持ちって変わるものだと思うのです。
謝罪して誠意が伝わるかどうか、それは言い方と態度でわかってしまうことなので。

日頃からやんちゃではなく、特にそういった問題も起こしたことがない甥っ子なので、姉の中では「家まで改めて謝りに行く、謝らせる」という考えが思いつかなかったらしく、
「そうだ、そうだよね、そうしよう!まずは帰ったらすぐに家に行って本人にももう一回ちゃんと謝らせる!」となりました。

練習が終わり、甥っ子を呼んだ姉は、自分が何をしてしまったのか、なぜお友達が帰ったのか、何がいけなかったのか、を話して聞かせました。

家に帰った姉親子は、お友達のママから、わざわざ来なくていいよーと言ってもらったそうですが、すぐに向かい、甥っ子は自分の言葉で謝ったそうです。
けなげに、こらえていた涙を腕で拭きながら・・・(笑)
もちろん大きなけががなかったからそれで済んだというわけですが、結果的にはあちらのママともわだかまりがなくなり、あちらのママからも、わだかまりなくすために玄関先じゃなくて、15分だけ思い切り遊べ!と言ってもらったらしく、しかも、家まで来てくれて、何がいけなかったのか、子供同士、お互いに気を付けなくてはいけないことが話せて、ベストな解決になった!と言ってもらったらしいです。

ママも子供たちもすっかり元通りになれたらしく・・・一件落着とのこと。
その後嘔吐や心配な症状もなく、元気にしているらしいのでそちらも安心しました。

あとで、姉が甥っ子に「なんでやった後気にしなかったの?」と聞いたら、「そんなに大変なことだと知らなかった」と。
子供だから血が出たりしないとなかなかわからない部分もあるのでしょうが、悪気はなくても、危険な行為で頭を打ったりすることがどんなにコワイことか、学んでくれたと思います。

姉からはナイスなアドバイスありがとう、母子共に勉強になったと感謝されました(笑)
もしそれがなかったら正解がわからず悶々としていただろうと。
たいしたアドバイスでもないけど役に立てたのなら良かったです・・・(笑)

私、昔から結構相談事とかされるタイプなので、一緒に解決法を考えることが好きなんですね、きっと。
もちろん、必ずベストな方法で解決できるわけではないですが。

人のことだと冷静な判断や対応ができるのですが・・・
自分の娘が相手だと・・・
駄目ですね(笑)
キーってなっちゃって。

まだまだ修行が足りないな・・・自分。

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