反抗期がピークにひどかった時、早く娘たちが自立すればいいのに！と本気で思っていました。
早く巣立ってほしい！出て行ってほしい！心穏やかに自由になりたい！
そんな話を同じ悩みを抱える友達と話したことが何度もあります。
そして、高校に入ってからは、過保護だった手を少しずつ離して、これからは自分も徐々に子離れしていかなければいけないと意識するようになりました。
娘たちの方も、すっかり大人びちゃって、友達と遠くまででかけたり、バイトしたり、ライブ行ったり、帰りが遅くなったりと、どんどん離れて行っている気がします。
私たち夫婦はなぜか送迎が大好きで、誰かれ構わずにすぐに車で送りたがるし迎えに行きたがります。
でも、娘たちが、いつでも送ってもらえる、いつでも迎えに来てくれると甘い考えで時間ギリギリに行動するようになったのを見て、これではいけない、となるべく送迎をせずに自分で行って帰ってこい、と言うようになって早１年。
彼女たちにもだいぶ自分たちでなんとかしようという気持ちが芽生えてきました。
他にもなるべく手を貸さずに自分で解決できるようにと、あえて助けずにみていたこともあります。
そういうちょっとした成長を嬉しく思いますが、そんな気持ちとは裏腹に、最近では娘たちから頼られるとなんだかんだ言ってもちょっと嬉しかったりする自分がいます(笑)
もぉ～！しょうがないなぁ！と思いつつも迎えに行ったり。
先日の土曜日は、部活に行くイチコに「駅まで送って～」と言われ、「え～！朝イチでワンコの病院い行こうと思ってるのに～」と言いつつ送り、挙句、休日で学校までのバスがないから学校まで送ってくれない？と言われてついそのまま学校まで・・・
それから、学校やバイト先であった嬉しかったことや驚いたことを、帰宅してすぐに私に報告してくる様子も嬉しかったり。
先日はイチコが、学校近くで遭遇した事故現場の模様を真っ先に私に報告LINEしてきた時には、正直、事故の衝撃よりもそちらの方が驚きましたよ。
え？私に言ってくるんだ・・・と。
子供から頼られたり甘えられるのもあと数年かぁと思うと寂しい気もするので、たまに甘えてくる分にはいいかな～、なんてまた少し心境の変化。
娘たちの仲良しのMちゃんはとても学業優秀で、国立大学の医学部を目指しているのですが、その子のお母さんは「あと２年しか一緒に暮らせないのかと思うと、なんだか全く腹も立たないわ～」と言っていました。
親離れ、子離れが少しずつ近づいてきてるのだなぁと感じます。
２年前はあんなにキーキーピリピリしていたのに・・・。
なんだかんだイライラしたり腹の立つことも山ほどありますが、そんな一瞬があると、まだ私も母親としての役割があり、必要とされてるのだな～って思ったりします。
休日もバラバラになってきましたが、あと数年でホントに自立して家を出ることもあるだろうし、そう思うと、少しでも仲良く暮らせるようにしたいです。
まあそうは言ってもこれからもキィー！！って怒ることもあるでしょうけど、今日はなぜかそんな穏やかな気持ちです。
なぜだろう(笑)
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