Every day is a new day

変わる努力

相変わらず老害元上司の悩みが尽きませんが・・・

部署内でよく皆で言っているのは、
「あの年代になるとなかなか変わるなんて難しいから諦めるしかないな」
「あと少し、彼の契約が満了になるのを待つしかない」

そんな諦めムードの言葉ばかりです。

本当にそう思います。

ずっとそうやって生きてきたことを、急に変えるのは難しい。
年を取って余計に頑固モードになり、人の話を聞けなくなります。

周りにはどうにもできないことなんだなって私も諦めながら思っています。

でも、最近あれ?年をとっても自分次第で良い方向に変わることってできるんだなと思った出来事がありました。

老害元上司と同じ年の、やはり今はパートになっているオジサマ。
この人の方こそ昔から頑固ジジイで職人気質の、扱いのとても難しい人でした。
自分がルール、みたいな人で、私は長い付き合いですので、とても仲良くしているのですが、クセが強く、社内では一匹オオカミ的存在で皆からちょっと恐れられています。

老害元上司と、このオジサマ、私のほぼ三人で10数年ほど今の部署でやってきました。
ですので、このオジサマがどれだけ頑固かも知っているし、曲げないことも知っていました。

ところが先日、このオジサマが今まで頑なに曲げなかった事柄を、自ら
「今度からこうしようか」と改善案を認めて言ってきてくれたことに、私たち全員が驚きました。

職人的な仕事が多く、管理する立場の人ではないので、それほど皆に迷惑をかけているわけではないのですが、ボソっと
「もう、自分の立場をわきまえないといけないよな、一線を退いたんだからさ」
と私と二人だけの時に言ってきたのです。

きっと葛藤があると思います。自分がやってきたことに自信と誇りをもっているはずですから、それを時代の流れ、若い人に合わせて変えて行くというのはとても本人には難しいことだと思うんです。
誰が何を言ったわけでもないのに、老害元上司の姿を見ていて我がふり直そうと思ったのだとしたら、すごいな、と思いました。

変われる人、変わらない人、信念を曲げる必要はないけれど、自分が変わることでうまくいくことがあるのなら時には必要なことだなと思います。
自分も娘たちの反抗期に向き合って、ド正面から立ち向かってへこたれて、反省して、を繰り返してきているので、少しは変われた自分を感じています。

今は老害元上司のことで自分がどう向き合っていくか葛藤していますが、傷つけずにうまくやっていけたらいいなと思います。

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