先生から、成績のことよりも、今のイチコの受験に対する姿勢についての注意を受けました。
中学の時も、高校受験に対してギリギリまで真剣に向き合えなかったイチコ。
ニコが早々に志望校を見つけて見学に行ったりしても、面倒くさがって調べることも学校に見学に行くこともなかなかしませんした。
今回もそうなりそうな気がしていました。
学校の説明会でも、「自分で」考え、「自分で」動くことが大切だと言われていましたので、そのことを伝えても「知ってる」「わかってる」と言うばかりで何の行動も起こそうとしませんでした。
面談ではもちろん先生から見抜かれていて、私も家での様子を正直に伝えました。
模試を受けたことがあるか聞かれました。
公立はなかなかその辺りは自主的な行動となってしまいます。
ニコは学校経由で申し込んで模試を受けることがあるので、イチコにもそのタイミングで個人で申し込んだら？と毎回聞いても知らんぷりでした。
先生からも、模試を受けることで自分の立ち位置（偏差値）をまず確認しろ、と言われました。
本当にその通りです。
大学受験は自分の基準や、学校の定期テストだけでははかりしれないものがありますから、全国レベルで確認しておかないと、とても手の届かないレベルの大学ばかり受けられても困ります。
その後、イチコにどう響いたのかはまだわかりませんが・・・
ニコには、「イチコ、結構厳しいこと言われたよ」と言いました。
ニコはこれだけでなんとなくドキっとしたようです。
受験に対する姿勢はほとんど同じですから。多少ニコの方が考えている感じはありましたが。
イチコはとりあえずその後、大学のことを調べたりしていました。
私の母校についても調べていました。興味のありそうな学部があるのです。
おそらく、今までは真剣に考えてもいなかったので質問さえもなかったのでしょうが、大学ってどういう感じなのかとか、授業の仕方とか、色々質問もしてきました。
私の時代から20年以上経ちますから変わっている部分も沢山あるでしょうけど、わかる範囲ではこたえました。
今まで、自分の今のレベルとは見合わないようなレベルの大学ばかり漠然と考えていたイチコが、ようやく現実を見出しのでしょうか。
まだまだ1年少しありますから、しっかりと自分の勉強したいと思える進学先を見つけて頑張って欲しいと思います。
これから1カ月ほどで、どれだけ姿勢を整えることができるのかな。
とりあえず夏休みのオープンキャンパスが現実的に考えるきっかけとなることを期待していたいと思います。
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