イチコが学校を休んだ日、色々と話をしました。
前々から私が気になっていたこと。
本人も気になっていたであろうこと。
忘れ物が多いこと。
持っていき忘れることも、持ち帰り忘れることも。
今でもそうです。
前より減っているような気がしていましたが、高校生にもなると、忘れ物をしているかどうかなんて親にはわかりません。
持ち帰り忘れることは未だに多々あります。
片付けができないこと。
表面上は綺麗な部屋です。
でもクローゼットを開けるとペットボトルが隠されていたり、信じられない所からおやつが出てきたり。
ちょっと普通ではないな、とは感じていました。
優先順位がつけられないこと。
物事の優先順位がイマイチつけられない。
今やるべきことよりも目の前のやりたいことを優先。
怒られることがわかっているのに、後回しにしてしまうこと、多々あります。
ウソをついてしまうこと。
ブログには書いてないこともありますが、イチコ、結構ウソがあります。
小さなウソもあれば今回のように大きなウソも。簡単にばれるようなウソも。
自分でもいけないとは気付いているようです。
他にも、こまかく書けばキリがないほど色々と思い当ることがあります。
でも、そのすべてが中高生にありがちなことだったりもします。
部屋が汚い、ペットボトルや洋服が部屋に転がってる、学校のプリントを出さないなどなど、ママ友からもよく聞く話です。
この時期特有なのかな、とか性格の問題?とか色々考えていました。
勉強の方は特別優秀ではありませんが、まあどん底ではなく、普通と言えば普通だと思います。0点取ったことはありますが。
見た目も普通です。
全くもってフツーの女子高校生です。バトルでない時、基本は誰にでもとても優しい子です。
汚ギャル?片づけられない症候群?色々考えました。
理解できなくて叱りつけたこと、何度もありました(ブログ見ていればわかりますね)。
でも頭の片隅にいつもありました。
「ADHDなのかな」と。
いや、まだ診断はされたわけではありません。
ただ、あまりにも当てはまる症状がありますので・・・
知的障害でもなく、身体的障害でもなく、発達障害というものは、症状によっては見た目にはわかりにくいそうです。
発達障害にも色々種類やら症状があるようです。
専門知識のある知り合いに話をしてみたら、何とも言えない、少し様子をみてごらんと言われたり。
気長に注意してできるようになったこともあったので、改善できるってことは違うのだろうか、と思ったり。
このブログを読んで「もしかしたらそうなのでは?」と思っていた方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。
ここには書ききれないような色々なことを見てきている私の頭の片隅にはいつもありました。
ダンナさんともよく話していました。
突然思いついた訳ではありません。
様子を見ろと言われ、自分なりに見ていたつもりです。
でも、やっぱりどうなのかは私にはわかりません。
とてもデリケートな問題だったりするし、高校生になると色々わかるので、自分自身はどう思っているのか。
本人とそのことについて話したことも何度かありました。
今回、学校を休んだことや、ウソをついて出かけていたこと、色々あって、また本人と話してみました。
すると、本人も、一度専門のクリニックに行ってみたいと言いました。
今まで、無理強いはしたくないと思っていました。
でも、本人が苦しいと思って、楽になりたい、とヘルプを求めているのだと思ったので、早速専門のクリニックを予約しました。
実は前々からこういう時が来たら、と思って少しずつ調べてはいたのです。何軒か、検討していたクリニックがありました。
そして、その中の一つに、思春期に関することにも積極的に取り組んでいるところがありましたので、そちらを予約しました。
だいぶ混んでいるらしく、予約はまだ少し先ですが。
姉に話したら、驚くほど沢山のADHDの知り合いの話をしてくれました。
誰にでもありえそうなことが少し強い状態だったり、色々なパターン。こんなにも身近に沢山悩んでいる人がいるんだなと思いました。
よく聞く姉の友達もそうだったり。友達の子供もそうだったり。全然知りませんでした。でも、皆それを受け入れているのです。
ある姉の友達は、昔から自分は普通じゃないと思い、高校生ぐらいになって自分から病院に行きたいと言ったら、お母さんから「うちの子がそんなはずない!」と却下されたそうです。
そして、自分自身のことを知りたくて大学では心理学を勉強したそうです。大人になって自分がADHDだったんだとわかったらしいです。
他にも、家の中がゴミ屋敷みたいな友達。ダンナさんとのケンカが絶えなくて、奥さんがADHDの診断を受けてから治療を始めることで家庭内が幸せになったとか。
全員ではないと思いますが、薬で改善できることもあるそうです。
漢方だったり西洋医学だったり。
行動療法?だったり。
イチコがそうだとはまだ断定できません。
でも、なんらかの行動療法やらでも改善できたり、本人が生きづらいと感じることがなくなるのなら、一度話をしてみようということにしました。
正直、ずっと、そうかもと思いながらも、いや、そうではないと思いたかった自分もいます。
まだ本人を専門家に診せたことがないので、わかりませんけれども、今の自分ならば、もしそうであっても、受け入れられそうな気がしています。
予約を取って、イチコもホッとしたのでしょうか。
もう少し早く受診すべきだったのかもしれません。
小学生の頃から「あれ?」と思って行動に移すべきだったのかもしれません。
でも、この年までなってしまうと、本人がそうしたいと思ったのなら、今がその時なのだと思います。
そうであってもそうでなくてもイチコはイチコ。私は私。子は子、親は親。何も変わりません。
イチコがそうならニコもそうかもしれない。でも、何があっても大丈夫。
とりあえず、ADHDについては、また受診してみて報告できそうなことがあればこちらで書きたいと思っています。
あとはまあ普通に今まで通りに生活していますので、今まで通りに普通に日々のあれこれのブログも書くと思います。
本当は、こういった個人的なことを、どこまでブログに書くか悩んだのですが、今まで、自分の気持ちや出来事を割と正直に書いてきたので、この部分だけ隠すのもおかしいかなと思い、書くことにしました。
全然恥ずかしいことではないですものね。
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