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双子の高校受験を振り返る

ちょうど2年前、私は双子の娘たちの高校受験で毎日ドキドキ、モヤモヤ、てんやわんやしていました。
成績のレベルにそれほどの差がなかったので、同じ高校を受験するつもりなのだろうかということで不安を感じていました。どちらかが不合格になったら親の対応としてどうしたらいいのか。やはり周りの目は気になりますし、本人たちがどういう思いをするのかということも心配でした。

それから、二人とも公立が第一志望でしたが、万が一二人とも私立高校に行くことになったら費用の問題が重くのしかかるということなど(笑)

二人のなかなか伸びない成績(やる気のない状態ともいいますが)と反抗期と受験のドキドキが重なって私の精神状態もギリギリだったなぁと思います。お互いにイライラ。
そしてなかなか合う塾に出会えず苦労もしました。
今思えば、さっさと家庭教師も試してみるべきだったのかな(笑)

結果的に、同じ高校を受験して、少しの差でイチコが合格、ニコが不合格という心配していた通りの結末になってしまったわけですが。

直後は心配しました。ニコの気持ち。
そして、気を遣ってくれる周りの方にどうこたえるかなど。
でも、そんな心配は一時のこと。こちらが思っているほどニコは弱くはなかったみたいです。

ただ、未だに「高校生の双子」だと聞くと
「へー、じゃあ学校も同じなの?」
と聞かれることが驚くくらい多いです。
そんな時、一瞬なんて答えたらいいかわからず戸惑うこともしばしばです。
相手次第で答え方を変えます(笑)
あっさりと「同じところ受けたんだけど一人落ちちゃって!」と言える時もあれば、
「高校は違うんですよー」で終わらせることもあります。
「双子=なんでも一緒」というイメージがあるのか、全く悪気ない質問なので仕方ないですけどね。
ニコと一緒の時に聞かれると、大体ニコが「プッ」と笑うので助かります(笑)

今となっては・・・こうなったこと、悪い経験ではありませんでした。
生まれる前からずっと一緒だった二人が、保育園、小学校、中学校と世界が広がりながらも部活も一緒、友達も一緒でなんだかんだと共有しているモノが多すぎました。
それ故、ライバルにもなり、友達にもなり、姉妹にもなり、特に中学時代はケンカも激しくて。

そんな中、突然の別れ(笑)
制服も違う、教科書も違う、友達も違う、先生も違う・・・何もかもが変わり、それぞれの高校生活が始まりました。最初は毎日、それはそれは不安だったと思います。自分の世界ができるという喜びと、初めて一人になる不安。常に近くにいた存在にはもう頼れない・・・

それが二人を成長させたし、仲良くもさせました。改めて感じたお互いの存在の大きさと、家に帰った時の安心感。それぞれの世界を披露しあう楽しさなどを知り、今二人は改めて特別な関係になっている気がします。

まあ、もちろん相変わらずケンカはしますが、放っておいたら数秒で終わっています(笑)
また後で始まるのですが、もはやそれは二人にとってはケンカという認識ではないのでしょうね。
日常の一部です。
小学校高学年から中学時代は「こんな不仲な双子っているんだ」と心配になったほどでしたが、今では私も何も思わず知らんぷりですよ(笑)

ちなみに、知り合いの双子ちゃんは同じ高校に通っています。そこの双子ちゃんは元々ケンカも少なくて仲良しだったので、相変わらず楽しいのでしょうね。

皆それぞれですが、結果的に何が幸せだったのかなんて、後にならないとわからないものかもしれません。だからこの先のことも、今考えていることと、過ぎてからでは見方が変わるのでしょうね。
なんて目を細めて振り返ってみた私でした(笑)

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