さて、先月ニコもADHDの疑いでクリニックを受診しましたが、その検査結果が出たのでニコと二人で聞きに行きました。
結果はADHDではないとのことでした。
若干傾向はあるのかなという程度で、診断は下さないし薬も必要ないとのこと。
診断結果を聞いて、ニコの場合はイチコほど気になっていなかったので、それほど驚きはしませんでしたが、もしかして「本人の自覚」というのも診断結果に関係するのかなと思いました。本人は自覚がなく、困ってもいない、ということは受診時に話していました。
母親として答える質問票についても、イチコとニコでは私の答えにもやはり違いがありました。
とはいえ、イチコと同じく知能指数（いわゆるIQ）は標準であり、他の部分もあまり問題を感じないと言いつつ、ある項目がちょっと他と比べて数値が低くて、視覚的な情報を整理することが苦手であり、先を見通す力や、全体をみて優先順位をつけることが苦手という部分はイチコと同じでした。
例えば、教科書を読んで文字からすぐに理解することが苦手だったり頭に入りにくい場合は、個別に教えてもらうことが有効とのこと。
はっ！それはまさしく今、家庭教師で実践してみていること。
他には、分かりづらいことは誰かに聞いてしまうということも一つの手ですと。
というわけで、とりあえずのところ、ニコは違うでしょうとのことでした。
良かったのかどうなのか。正直なところ、そうだったら今苦手なことを改善する道も広がるけれど、そうでないとなると自意識で改善していくしかないのですね。
ニコには、全体を見て、先のことまで考えるクセをつけよう、と話しました。
本人も前向きでした。ADHDではないと言われてホッとしたのでしょうか。
そうなるとあの汚部屋は・・・本人が言うように単なる面倒くさがり屋・・・？
いつか変わるのでしょうかね。
先日、幼馴染のMちゃんの話をしていたら、部屋の状況が似たような感じで、手紙も失くすし、プリント類の管理が苦手だと言っていました。
他にも結構似たような子の話を聞くので、一概にADHDであるとかそうでないとかいう問題ではないのでしょうかね。
時期的なもの？特徴？
ちなみに最近イチコは薬を飲んでいません。動悸を感じるというのもあり、薬の効力が切れるとドカッと疲れがでるというのもあるようです。
改善するために飲み始めたお薬ですし、最初は効き目を感じていてイチコですが、副作用も心配ですし、本人の意向が大切だと思うのでしばらくはそれで見守るしかなさそうです。
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