連休が明けてから久しぶりに学校に行った二人ですが、朝、ちょっとまたドキドキしました。
ニュースなどで、連休明けは子供の不登校サインに注意、みたいなことをやっていたり、大人でも行きたくなくなったり会社を辞めたくなったりと色々ありますから、イチコがまた休むと言ったらどうしようかなぁとドキドキだったのです。
けれど、朝は機嫌よく起き、機嫌よく早めに家を出ました。
ニコもです。
気持ち良い気候のせいもあるのでしょうか。
そして、二人とも部活だったため、私よりも帰りが遅く、食事の支度をしている時にまずイチコが帰ってきました。
なぜだかご機嫌。
学校であった話や、友達の話を鞄を持ったままの状態で話してきました。
私は料理をしながら話を聞いて、二人で笑い合ったり、先日のケンカなんてまるでなかったかのよう。
ちょっと笑ったのは、ニコの友達からイチコに届いたメッセージ。
お互いイチコやニコからの情報で間接的に知り合ってる友達が多いんです。
インスタやツイッターをフォローし合ったりしているので、まるで自分の友達のようにやり取りをしていることもあるようです。
ニコの友達からイチコにメッセージが届き、
「今度語りたいね！」という内容の最後に
「○○ニコ（ニコのフルネーム）のクローゼットの中を見た者より」と書いてあったとか。
イチコは大笑いしていました。クローゼットの中のことを言われたら誰よりも笑えないはずですが(笑)、こんなの来たよ～と見せてきたので、私も笑ってしまいました。
その子が先日遊びに来た時にニコのクローゼットの中を見てしまったようです。
ただ、「私も同じ！」と言われたらしいので、ニコもイチコも親近感湧いちゃったのでしょうか(笑)
調子に乗った私は
「3人で『我ら汚部屋の住人』というグループを作ったらいいよ」と言うとイチコはまた大笑い。いや、本当なら笑えることじゃないけどね。楽しそうだったのでまあいいか。
その後、中間テストの話になりました。
今回は科目数が結構少ないということで喜んでいましたので
「イチコは呑み込みが早いんだから、もっと時間をかけてしっかり勉強したらかなりいい線行くと思うよ。」と言ってみました。
過去にもこうしておだてて木に登らせたことがありますけども(笑)
すると、「え、そうかなぁ。でもギリギリにならないとやる気が起きないんだよね～。あと、すごく集中できる時もあるけど、あ、集中できてるって気付いたら急に集中できなくなるんだよね。」と。
「それが集中力が途切れる瞬間なんじゃないの？集中力なんてそんな何時間も続くものじゃないんだからそういう時は休憩して切り替えるってことを繰り返すのがいいんじゃないの？」などと、普通のアドバイスを。
イチコは機嫌も良かったので「うんそうだね」と素直に返事。
AO受験を考え始めているイチコは「小論文てどうしたらいいのかなぁ。本とか読んだ方がいいよね」と言うので、「そりゃあ本を読むに越したことはないよね。小論文対策のためだけじゃなくて、読書はいいことだらけだと思うよ。」と話をしました。
私もわかっているのです。
こんな感じで優しく見守ればうまくいくかもしれないと。
それなのにお互いなかなか・・
その日の夜は、ダンナさんが飲み会でいなかったので、3人でのんびり話をしながら食事。
食後は一緒にクイズ番組をみたりしてくつろぎました。
結局二人が勉強を始めたのは22時でしたが、この夜はイチコのスマホの制限が21:15から朝までかかっていたはずなのに、「外して」のひとこともなく、勉強していたかどうかはわかりませんが、朝まで何も言ってきませんでした。
もしかしてスマホじゃなくて、自分で買ったポータブルプレ－ヤーでDVDでも見ていたのかな？と疑って部屋を覗くと、枕元には本が置いてありました。
こんな風に毎日穏やかに過ごせたら嬉しいのに・・・と思ったのでした。
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