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帰りたくなかった夜

話が前後して、少し前の週末の話ですが・・・

朝から頭が痛くて一日臥せっていた私でしたが、イチコのAO入試の書類の書き方の相談に乗っていました。
その中での会話の一言が気に入らなかったらしく、突然プイっと怒って部屋に戻ったイチコ。

そうなるともう聞く耳を持たないのもわかっていますし、もう疲れていたのでそのまま買い物にでかけました。
出先からLINEで連絡をすると、またケンカになりました。
それから私はスーパーの片隅で小一時間ほど攻防戦を繰り広げました。

面と向かうと態度や言葉に怒りが爆発してしまいますので、LINEでのやり合いの方がまだ冷静になれます。
言葉の誤解もありますが、一呼吸置いて返信できますので、今の状態ではこちらの方がまだマシに感じるのです。

それでも、お互い自分の言い分が正しいと思っているので、バトルは終わらず、頭痛もあった私は疲れてしまいました。
ニコに電話をして、
「悪いけどご飯炊いて、レトルトのカレーでも食べておいてくれる?」と言いました。
そして仕事中のダンナさんにも連絡をして、
「またイチコとやり合って、すぐに帰る気になれないから、夕飯は悪いけど何か買ってきて食べてもらえる?」
と頼みました。

ダンナさんはため息をついていましたが、涙声の私に対して何か言うことはありませんでした。
おそらく
「またやってるのか」と思ったのでしょう。
そう思われようともその時の私はもう家に帰ってイチコの顔を見たら何を言ってしまうかわからなかったので、車の中にいました。
どこかカフェにでも行こうかと思いましたが、お金ももったいないし、しばらく駐車場で過ごすことにしました。

そんな時、姉と別件でLINEでの会話が始まり、私がイチコとケンカ中だということを伝えると、
「あー、息子が熱出してなかったら飲みにでも行こうっていうんだけどなー」と言ってくれました。
「大丈夫、そばにいてあげて」と言うと、憐れんでくれたのか、LINEでスタバで使えるチケットを送ってくれました。
なんだか人の優しさが身に染みて涙が出てしまいました。

悩みの内容は違えど、年子の姉とは何でも話し合えるので助かっています。
兄も何かと頼りになりますので、本当に兄と姉に恵まれている私です。

実家に帰ったら親に心配かけてしまうし、そのまま駐車場で時間をつぶしましたが、夜になったとはいえ、さすがにエンジンを切った状態では暑くてかないません。
駐車場でエンジンをかけっぱなしは迷惑ですし、暑さに耐えられなくなった私はついに家に帰ることにしました。

家に帰るとニコとダンナさんは普通に迎え入れてくれましたが、イチコは相変わらずの態度。

こちらが気を取り直して部屋に入って話しかけると
「今日は話したくないから出てって」と言われました。

先日ブログに書いた、もっと大きなバトルの前の話なので、結果的に今は普通の状態に戻っていますが、この夜もまたきつかったです。
普段の週末もそうですが、自分も休みだと何かと見たくない状態の物が見えてしまうので余計に良くないですね。

とにかく早く受験が終わってくれればいいと思っています。
今はとにかく優先するべきことに気付いてほしいと願うばかりです。
それができないなら大学進学を希望するのはやめてほしいです・・・

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