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イチコのAO入試直前のこと

イチコのAO入試本試験のための対策ですが・・・

塾に行っていないイチコ。
学校の担任の先生も頼りにならなさそうで(私もそれには同意!)、試験対策を相談したくないと言っていました。
塾や予備校の最新の情報もないし、対策方法もわかりません。

こうなったら全部自己流でやるしかないのです。

小論文、筆記、プレゼンテーション?、面接などなど。
結構盛りだくさんです。

塾は行っていませんが、強い味方、信頼できる家庭教師の先生がいます。

小論文については、新聞の記事などを自分で選び、それを要約したり論文を書く練習をしていました。
それを家庭教師の先生に毎日送って添削をしてもらうという特訓をしました。
筆記や小論文の方は私は全くノータッチ。
家庭教師の先生に完全にお任せしました。

ただ、プレゼンテーションと面接については、多少なりとも一社会人として役に立てるかもしれないと思ったので、アドバイスをすることにしました。

プレゼンテーションの資料作りは、最初にイチコなりに作ったものを家庭教師の先生と私で添削し、もう少し深く掘り下げた方がいいとか、イチコとは違う視点から意見を出してみるとか、突っ込みどころを探して追及したり、そういった方法で沢山の意見を集め、最終的に本人の主張をよく考えさせて、何度も何度も内容を練り直させる、ということを繰り返しました。

そしてその資料はイチコが使い慣れないパソコンで、一生懸命作りました。
デジタル機器には慣れているのか、学校の情報の授業で少し触った程度みたいですが、ブラインドタッチもそこそこ早くて、意外と使えるので驚きました。

難しいところやわからない所はやり方を教えましたが、決して代わりに作成することはしていません。
もどかしくて、本当は私がチャチャチャっと作ってしまいたい気分でしたが、もちろん親としてそんなことはできませんし、本番で突っ込まれて何もできなかったらすぐバレてしまいますから、とにかく時間がかかっても本人に作らせました。

そうこうして、本当にギリギリに出来上がった資料。
ありえないぐらギリギリ。
あとはプレゼンテーションの仕方の練習・・・

時間がない・・
とにかく練習する時間がない。

やっぱりギリギリだ。
でもギリギリにならないとできないのがイチコ。
それはもうよくわかっています。
どんなに余裕を持たせようとしても必ずギリギリになってしまうんです。
試験内容が発表された時からじっくり準備をして、練習もめいっぱいしてくる子がいっぱいいるはず!だからイチコもギリギリじゃなくて、余裕を持って練習を重ねないとね、と言ってありましたが、もちろんそれは無駄でした。

とにかく、時間をはかって、決められた時間内で、早すぎも遅すぎもしないように自分でスラスラとしゃべる練習をさせました。
私や先生、パパの前でやらせようとしましたが、本人が頑なに拒否・・・。
知っている人の前だと恥ずかしくてできないと言います。

あまりに頑ななので、私は目の前で練習させることをあきらめました。
自分なりに資料とは別で原稿を作っていたようで、部屋にこもってブツブツと練習していました。
私は、時間をはかって動画で録画し、身振り手振りもつけたり、、視線も目が泳がないように気を付けて、面接官は数人いるでしょうから、ちゃんと全員の目を見ながらしゃべるようにアドバイスをしました。
ついでに、大好きな海外アーティストのポスターに向かってやったら?と言ったら照れながら?ひそかにやっていたようです(笑)

そして、面接練習。

私は聞かれそうな質問を沢山書き出しました。
家庭教師の先生も同じことをしてくれました。
彼女は、4月から大企業に就職することが早々に決まっていたので、面接に関してもかなり詳しく、就職活動の面接経験を役立ててくれました。

家庭教師の先生はいわゆる面接で聞かれそうな一般的な質問や、もう少し突っ込んだ質問、変わってるけどあり得そうな質問を用意してくれました。
私は、一般的な質問と、イチコの内面や学校生活、成績についての質問を用意しました。

まずはその質問をして、それにイチコが何と答えるか。
その答えを聞いて、こういう言い方の方がいいんじゃないか、とか、こっちの話した方がいいかもよ?とアドバイスをして、答え方の練習をしました。
ただ、時間がなかったので、面接練習は本当に少しだけしかできませんでした。
あとは、ちゃんと「会話」になるようにしないといけないと話しました。
用意した答えを棒読みするのではダメで、面接官と必ず「会話」をしなさいと。

当日は想定外のことがいっぱいあると思うからそれに動じないように、と私も突拍子もない質問をしてみたりしました(笑)

こうしてイチコのAO入試対策は家庭教師の先生と私と二人でで支えることになりました。

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