イチコの汚部屋についに虫が発生しました!!!
日頃からごみの分別を注意してきましたが、なかなかきちんとできないイチコとニコ。
最近、勉強を頑張り出したのもあり、受験が終わったら大掃除しよう！ということで汚部屋についてはあまりうるさく言っていませんでした。
先日、みかんの皮がイチコの部屋のプラごみ用のゴミ箱に捨ててあったので、生ごみはそこじゃないから、キッチンの生ごみ用のところに捨てて、と言いました。
うん、と普通に返事をしてきたので、てっきりそのまま捨てたものだと思っていました。
プラごみの日は週に1日あり、私が家中のゴミを集めて回って出すのですが、イチコの部屋のプラごみは遠目に全然溜まってないな、と思ったので、数回分、集めませんでした。
ゴミ箱の底にみかんの皮がいることも知らず・・・
昨夜、イチコが一人でバタバタとしています。
しばらく何かやってるなと思って黙ってみていると
「ママ、虫取るやつは？」
と聞いてきました。
この「虫取るやつ」とは、ニコが中１の時に夏休みの技術の宿題で作ったアイデア品で、虫を殺さずに捕まえて逃がす、というコンセプトで作られたものです。
これがすごくいい出来で、家族で重宝しています。
「どうしたの？虫がいるの？」
と聞くと、
「・・・うん（苦笑）」
「どんな虫？」
「ちっちゃいやつ」
「何？？コバエ？いっぱい？」
「・・・うーん、何匹か・・・」
「(＠_＠;)なんで？？？まさかまた食べ物おいておいた？？」
「・・・ゴミ箱に・・・」
イチコは、今まで「食べ物を部屋に置きっぱなしにするな」と散々忠告をされていたのに、それを無視していたことをさすがに悔いている様でした(笑)
そして驚いたことに今回は一度も「ママやって」と言わず。
虫が大の苦手なのですが、殺したくはないので、虫の捕獲はいつも私に任されるのです。
それが今回はさすがに自業自得を自覚しているらしく、何も言わずに一人で悪戦苦闘しています。
私はそんな姿に怒る気も起きず、
「頑張って！」
と笑って見ていました。
人間、痛い目に遭って学ぶこともありますもんね。
しかし、コバエ数匹を生きて捕獲するのは至難の技・・・
仕方ありません。
私の命令により、イチコは殺虫剤を出してきて心を鬼にして「かわいそう・・・」と半泣きで退治していました。
恐怖のあまり、ゴキブリ用と蚊やハエ用の殺虫剤を２本持ってきたので
「ちょっとちょっと！それ一緒に使ったりしないで！薬２種類とかやめた方がいいから！それからマスクして窓開けてから使いなさい！」
今回ばかりは素直に言うことを聞きます。
そしてゴミ箱の底にくっついた真っ黒になったみかんの皮を、マスクとなぜかゴーグルをし、使い捨てのビニール手袋を５枚重ねぐらいにしてから割りばしで取ろうとしていましたけどやわらかくて取れず。
結局厚紙ですくい、ゴミ箱もキレイに洗って終わりました・・・
ニコは隣の部屋にいて騒動を知らず、全て終わった後に
「どしたの？」
と聞いてきたので事の顛末を話すと・・・「ひえ～っ！」と顔がこわばっています。
「ま・さ・か・・・食べ物置いてある？今日あったかかったからニコの部屋にも発生してるかもよ～？」
というと、
「食べ物はないけど・・飲み物はある・・・」
と、あわてて出してきました。
今回のことは、２人にはいいクスリになったと思います。
「殺虫剤使ってかわいそうって思うなら発生しないように日頃から気を付けてよ」
というと、おとなしくうなずいていたのでした。
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