ニコが宿泊研修から帰ってきました。
「お友達できた~?」
と聞くと
「うん」
という返事。
聞いてみると、仲良くなった子はいたのですが、まだどんな子かよくわからないとのこと。
まあ当たり前ですよね。
すると、
「なんかさぁ、クラスにキャピキャピ系の子たちが何人かいるんだけど、その仲良くなった○○ちゃんがそのキャピキャピ系の子たちに話しかけられたんだって。」
「ふーん、なんて?」
「なんかね、「中学の時、”一軍”だった?」って聞かれたんだって。で、その子が、わかんないけど、まあそんな感じかなって答えたら、「じゃあ一緒にいよ!」って言われたんだって」
とのこと。
ちょっと目が点。
一緒に聞いていたイチコも唖然としていました。
一軍…(苦笑)
言ってる意味はわかりますが、そんなこと考えて口にしちゃう子って本当にいたんだ…と思いました。
我が家では
「それ・・・逆に恥ずかしいけどね」って話になったのですが、いわゆるスクールカースト的な話ですよね。
前々からイチコもニコもそういうことを「くだらない」と思うタイプだったので、本当にビックリしていました。
地味で暗めの子とは思われたくないけど、特に「一軍」として目立とうとかどうとか思っていない二人はちょっと呆れているようにも見えました。
で、ニコの友達のその○○ちゃんもそういった一軍とか二軍とかをアホらしいと思っているらしく、だから一緒にいない、と言っていたそうです。
中学の時もそう考えていそうな子はなんとなくわかりましたけど、イチコもニコも自然体でみんなと付き合っていたし、無理して自分を作ろうとしたってボロもでるし何より疲れますよね。
だから、高校でも無理して目立つ子と一緒にいようと考えている様子はありません。
自然と仲良くできる友達ができていくといいなと思っているようです。
ただ、二人ともなのですが、特に正義感の強いニコは、違うよ、と思ったことは言ってしまう時があるので、うっかりすると敵を作ってしまうかもしれないなとちょこっと心配です。
中学時代、ある女の子があるウソをついてしまったことでみんなからバカにされ、笑われて見せ物状態になっていた現場を目撃したそうです。
数人で固まってその子をあざ笑っているいわゆる「一軍」と言われるような女子たちに、「関係ないのにそんな風に話を広めて笑うのはよくない」と注意したそうです。
それを見ていた別のお友達がお母さんに「ニコちゃん、すごいんだよ」と話し、そのお母さんから私に伝わってきた話だったのですが、それを聞いて私は嬉しくなりました。
間違っていると思うことは相手が誰でもちゃんと指摘できるってなかなかすごいなと。
でもそれと同時に、ちょっと心配もしました。
正しいと思ったことでも、言い方間違えてしまったら敵ができてしまう・・・と。
でも、結果、注意された女子たちはその時は「ニコ、ウザイんだけど」とかいろいろ言っていたらしいですが、最終的には黙ったそうです。
その後もその子たちと特に問題なく普通に過ごしていましたので、ニコは間違っていなかったのかなと思いました。
ちなみに、その一連の出来事、イチコはのん気に友達とトイレに行っていて全く知らなかったとか(笑)
戻ってきたらすっかり収まっていたとのこと。
今回の高校でのその「一軍だった?」というやり取りを聞いてバカバカしくて笑ってしまった私は
「一軍二軍って誰判断?自分?って聞いてみたいね~」と言ったら二人とも笑っていました。
テレビやドラマでもスクールカースト的なものやっていたの見たことありますけど、結局結末は残念な感じですよね。
それがその彼女たちの世界であったり、入学したてで自分の立ち位置作るのに必死なのかなって思ったら別に全否定する気はありませんけど、なんだか視野も了見も狭いなって私は思いました。
大人になってもそんな人っているのかな?
高校生までかな?
とにかく、かなり驚いた夜でした。
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