Every day is a new day

今までの自分のこと



これは娘たちの話じゃなくて、私の話なのですけど・・・

娘たちが高校生になり、少し自分の時間ができて、自分のこの先について考えることが多くなりました。

昔、幼稚園ぐらいの小さな頃は「キャンディキャンディ」の影響か、看護師(当時は看護婦)になりたい!って言っていました。
でも、兄から「夜勤で夜中に一人でランプ持って(そんなはずない)見回るんだぞ~」と面白がって脅かされてすぐにやめた記憶があります(笑)
それから「スチュワーデス物語」の影響でCA(当時はスチュワーデス)になりたいと思いました。
単純でしたね。
結構中学生ぐらいまでそう思っていました。でも、視力が足りないとかいろいろな情報に振り回され、結局その夢はしだいに薄れて行きました。

その後、獣医になりたいと思いましたが、動物の「死」に向き合うことができないだろうと断念。
そして小学校の先生になりたいなって思いました。大学も、初等教育の免許を取るための関係学部をいくつか受験しましたが、結局希望の学部には入れず。
本当はそれ以降だって夢を貫く方法はあったのだろうと思いますが、そこまでしなかったのはそれほど強く思っていなかったのだと思います。

そして普通に文系の学部に入り、就職氷河期の中なんとか就職した東京の会社でOLをして、会社の合併を機に自ら退職。昔からの希望だったカナダへ数カ月のプチ留学。
結婚が決まっていたので帰国して短期派遣として数社で働きながら結婚準備をして結婚。

結婚後にまた就職活動をして、某企業に内定をいただいたのですが、事情があって、泣く泣く辞退することに。
これは本当にせっかく採用を決めてくれたのに、入社直前に辞退をするという、会社に失礼で申し訳ないことをしたと思いました。
今でもその会社の近くを通ると、ここでバリバリに働いていたら、イチコとニコはいなかったかもしれないな~なんて思ったりします。
まあ人生に「もしも」はないからね、とすぐに忘れますが。

そして派遣で近くの会社で働き、そこで正社員として働かないかという話が出た矢先に双子妊娠発覚でまたまた泣く泣く辞退して退職。
出産後3年間は専業主婦として娘たちとバタバタドタバタしながらも毎日一緒に過ごしました。
なかなか大変でしたが、とても楽しい時間でした。

3歳になって、これから二人をもし大学卒業まで養うとしたら、私も働かないと家計も大変だなと思ったので、保育園の申込みをして就職活動。
待機児童が多い中、保育園が決まらなければ就職もできない、でも職がなければ保育園に入れない、という矛盾の渦に巻き込まれながら必死でした。
二人を連れて何度も市役所に通い、担当のオジサンと仲良くなり、各保育園の空き状況を聞いたり、今後の市の動向を聞くなどしてなんとか働こうと頑張りました。
職が決まっていない私は入園の優先順位が低かったのです。
そうこうしているうちに、希望している保育園が、次年度から3歳児の定員を増やすという情報を得ました。
その時点で2月。これは、今働いていれば4月から入れるかも!ということでフライング覚悟で民間の高額な保育園に二人を入れる決意をしました。転園できることを祈って。

保育料は月に10万円以上かかりましたが、保育園に入れたことで、仕事があっさり決まりました。
しかも自宅から近く、上司にも恵まれて子育て中の身を理解してくれるとても良い職場です。
そして、4月以降、市の認可保育園に転園できることにもなり、本当に運が良かったと思います。

仕事を再開するにあたって色々な思いがありましたが、私が自分で決めたことがあります。

まず、子供の学校行事や参観日には必ず行くこと。
結局、小学校の間は2回だけどうしても仕事で休めずに、子供まつり(文化祭のようなもの)に行かれなかったことがありますが。
あとは全部行きましたし、子供たちに関することは積極的に参加してきました。
ただでさえ、学年が同じということで、ほぼ半分ずつしか見られないという状況。1回でも彼女たちの学校生活を見逃したくないなという気持ちでした。
有給休暇を取って学童のキャンプの引率も手伝いました。

それから、残業はしないこと。

そして、病気の時はそばにいること。

あとから考えれば、これは単なる自己満足だったのかとか思いますけど、私の中では娘たちに少しでもさびしい思いをさせてしまっていたら、というどこか仕事を続ける罪悪感のようなものがあったのかもしれません。
仲の良い周りのお母さんも働いている人が多かったし、私が仕事していることは娘たちにとっては当たり前のことになっているようなので、今思えばそれほど影響はなかったのかもしれませんね。
優しいおじいちゃんも家にいるという恵まれた環境でしたし。
私なんかよりもずーっと忙しく働いているママさんもいるし、一緒にいる時間が長くても子供に関心ない人もいるかもしれないし、仕事をしているからとかしていないからとかで子供の人生に大きな影響があるのではなく、親としてどれだけ子供に向き合えているかということも大切なのかな。
姉を見ていると感じます。またバリバリ働きだして、でもそれ以外の時間は子供のことで頭いっぱいって感じで。それはそれですごいなって思います。

私の方も、自分のペースでやることやっていれば調整できる仕事なので、上司の理解もあって、仕事と家事育児の両立もなんとかやってこれてるのかなと思っています。
大学へ行くならあと、7年ほど。そうでないならもっと短い期間ですが、それまでは親の責任として娘たちが自立するまで生活のために頑張ろうと思います。

そしてこの先の自分について・・・はまた次回に続きます。

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