先週、ニコから「不審者に会った」と電話がありました。
部活後に、友達がまだまだ帰らなそうだと思って先に帰ることにしたニコは一人で学校を出たそうです。
学校の付近は住宅街だったり大きな公園があったりであまり人通りがないのです。
校門を出てイヤホンで音楽を聴きながら歩いていると、自転車に乗った男の人とすれ違ったそうです。そのまま歩いているとその人が引き返してきてニコの前をふさぐように止まり、スミマセン、と声をかけてきて、ニコが驚いてイヤホンを外すと、
「○○高校の2年で、このへんに住んでいる者ですが・・・いつも見てます」
と言われたそうです。
高校生にしては老けているように見えたし、いつも見てますなんて絶対ないと思って怪しんだニコは「急いでいるんで!!」と言って学校に引き返したそうです。
その人は何か言いかけたらしいですが、走って学校に逃げたニコは、まだ部室に残っているであろう部活の友達と帰ろうと思ったらしいのですが、近くにいた先生に一応報告したら、そのまま職員室に行くことになり、ちょっとした騒ぎになったそうです。
しばらく先生たちと話し、その日は担任の先生に学校最寄りの駅まで車で送ってもらったそうです。
そんなことがあり、ニコから「先生から家に電話があるって」と言われたので残業を切り上げて急いで家に帰りました。
予告通り電話が来て、一連の話を聞きました。ニコからも聞いていた内容と同じではありましたが、その後先生たちで学校付近をパトロールして、警察にも通報したとのことです。
学校としてもそういった情報があると逐一警察に連絡して、現場付近のパトロールを強化してもらうとのこと。大きな公園が近くにあるので、結構不審者が出るそうです。
すぐに学校に戻った判断は良かったと言われました。
ニコには先生からも私からも、なるべく一人で帰らないことと、人通りのある大きな道から帰るように言いました。
なんだかこういうことって判別が難しかったりしますね・・・
以前、娘たちが小学生の頃、登校途中に、家の近所を歩いていたら年配の男性がだんだん近寄ってきて体当たりされたということがありました。
他の人が来たら逃げて行ったそうですが、よーく聞いてみると自宅近くに住む障害のある方だったことがわかったり・・・
かといって何もされないとは限らない・・・
とにかく怪しいと思ったら関わらないように自衛するしかないですね。
音楽が大好きなニコですが、イヤホンで両耳をふさいでしまうと何かあっても気づくのが遅れてしまうし、もしどうしても聞きたければ人のいない道では聞かないようにすうか、片耳はずせと言っています。
ニコは前にも駐輪場で階段の下から露骨にスカートの中をのぞかれたり、同じ中学の1年後輩の男の子から声をかけられたり(顔は知っていたけど話したことはなく、その日パーカーのフードをすっぽりかぶって陰に潜んでいてかなり怪しかったらしいです)、色々な目に遭っている気がします。
結構心配です。
むやみに疑うのもどうかと思っていましたが、何かあってからでは遅いので、とにかく警戒したほうがよさそうです。
今回のことも、私としては、最初は「え?本当に告白だったのでは?」なんて一瞬考えてしまいましたが、まずその高校名が本当だとしたらニコと会う時間的におかしいし、高校生には見えなかったらしいし、ニコ、マスクをしていたそうなんです。あやしいですよね。
こわい世の中になってしまいましたね。
かくいう私も昔からいろいろな目に遭う女子でした。
過去形です(笑)
もうオバサンなので全然そんな目には遭わなくなりましたよ。
それについては結構ネタがあるのでまた改めて記事にしちゃおうかと思います。
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