しっかりしてくれ～

kinakororin

6年前

ニコが応募した映画の試写会チケットが当たりました。
ペアチケットで、仲良しの友達も当たったとのことなので、ニコが当たった分はイチコにあげて、イチコは中学時代の友達を誘って行くことになっていました。

場所はニコの学校のそばの映画館で、映画は「グレイテスト・ショーマン」です。

昼過ぎに、イチコから連絡があり、一緒にいくはずだった友達がインフルエンザで行かれなくなったとのこと。
「ママ、行かれる？」と言われ、私も観たいと思っていた映画だったので急遽仕事を調整して30分早く会社を出ることにしました。

時間等の詳細を確認したいと思い、イチコに「招待状の写真撮って送って」とLINEすると、

「あ、チケット入れたファイル家に忘れた」

・・・またまた脱力。
朝、家を出るときにニコからもらったハガキが放置してあったので「ちゃんと忘れないように持っていくんだよ！」と念を押したのです。
イチコも
「わかってる。」と言っていたのです。
ところが持っていくのを忘れたどころか、忘れていることを私がLINEするまで気付いていなかったのです。
もし友達が行かれたとしたら、現地に行ってからないことに気づいたのでしょうね・・・

私は一度家に帰って車でいくつもりだったので、イチコの部屋に取りに行きました。
ベッドに無造作に置いてあるパジャマの下にファイル一式があり、その中にありました。しかも授業で使うだろうプリント類と一緒に。

虫の知らせだったのでしょうか。
なんとなく上映時間とかはわかっていましたが、念のため詳細を確認したくて「招待状の写真送って」と言った自分をほめたいです。
だって、それを言わなければ、当然持って行ってると思っていたので私も現地に着いてから「ない！」ってことになっていたのですから。

忘れたと言われて脱力とともにあまりの適当ぶりに怒りたくなりましたがガマン。
「はい、減点１点」というふざけたスタンプを送るので精一杯でした・・・

さて、急いで帰って招待状を持って車に飛び乗り、イチコの学校に迎えに行きました。
部活だったのもあり、結構ギリギリでしたがなんとか開演30分前には到着し、チケットと交換、フードコートで夕食を済ませました。

ニコは友達と食べた様で、映画が終わってから合流。
私が来ると思ってなかったニコはビックリしていましたが、車で帰れることを喜んでいました。

で、ニコの自転車は駅に置いてあるので、ダンナさんが仕事帰りに乗って帰ってくれることになっていました。
ちょうど駐車場に着くのと、彼が自転車で帰ってきたのがピッタリ同じだったのですが、会った瞬間ダンナさんが開口一番

「ニコ・・・パパが何を言いたいかわかる？」と。

え？まさか？まさか？また？？
一瞬で何を言うかわかりました。

「まさか、また自転車の鍵かけてなかったの？？？」
ニコは気まずそうに
「・・・うん」

もういい加減にして！何回言えばわかるんだ！！！悲しいことに世の中善人ばかりではありません。
盗む人、いるんですよ！！その予防のための鍵なのに！！何度も何度も注意しています。

ニコは
「時間がないから・・・」と言い訳。
ダイヤル式のワイヤーロックです。降りてくるっとひっかけてダイヤル回すだけ。
その時間がない？？呆れます。

ダンナさんがひとこと。