昨日の夜、イチコが数学の勉強をしていました。
今やっている単元も全然わからないというので、テストまでになんとか少しでも理解しないと、また０点取っちゃうよ、数学は急にできるようになるものじゃないから少し時間をかけて勉強した方がいいよ、と言いました。
バトル、とまでは行きませんが、イチコはうるさそうにして、不機嫌になっていました。
「やりたくないのにやらなくちゃいけない、それはわかっているのにママがやれと言ってくる・・・うるさい。」
そんな心境なんでしょうね。
「やるっつってんじゃん」などとブツブツ文句を言っていましたが、グっとガマンして言いたいことは飲み込みました。
で、夕食後の8時半頃、私がダンナさんを駅まで迎えに行くのに家を出る間際に
「9時ぐらいからはちゃんｔの始めなさいよ？」と言うと
「・・・今からやる」と言いました。
なるほど、やらなくちゃいけないことはわかってるんだね。
やろう、と思うだけ良しとしよう、と思って家を出ました。
20分後ぐらいに家に戻ると、まあ、もちろんやってませんでしたよね(笑)
ニコと話して楽しそうに笑っていました。
でも、そこでも何も言わず。
すると、さすがに少ししてから勉強を始めました。
勉強道具は学校に置きっぱなしだったらしいので、スタディサプリで何度も動画を見ながら勉強していたようです。
それも1時間程度でしたけど。
あまりうるさく言いすぎると怒ってやる気をなくす、でも言わないと甘ったれてやらない、じゃあ放っておけよって言われるかもしれませんが、なかなかそれもできない。
自業自得、因果応報、身から出た錆・・・(笑)
そうなんですけどね。
本人、一応自分なりに努力はしているみたいです。あくまでも自分なりにですけど。
その前日の夜、またイチコから世界史を教えてくれと言われたので、資料集やら、NHKの高校講座の動画やらを使って、今度は視覚から攻めてみました(笑)
まあ、理解の早いこと早いこと。
イチコ、社会は多分、嫌いじゃないんです。
うまく話せば興味を持つ、そんな感じなので、私もなるべく楽しく聞いてもらえるように頑張りました。
一通り教えた後、問題を出すと、イチコは乗ってきます。ニコの場合は覚えるのが苦手なので「問題は後にして」と言ってやりたがりません。
この辺りはちょっと違いを感じてしまいます。
昨日、リビングで数学の勉強をしているイチコの様子を見ていて、心底
「なんであんな勉強しないといけないのかな」と不憫に思ってしまいました。
なぜなら私も昔から数学がキライだからです。
もちろん、学生だから教養の一つとして？勉強しなくてはいけないのはわかりますが、今イチコがやっているような数学の内容を私自身は高校二年生以来今までの人生において使ったことも聞いたこともありませんし！
将来、仕事や研究などで使う人や、興味があってどんどん勉強したい人にはドシドシやってもらいたいのですが、イチコのような人は他に興味がある勉強をじっくりやれた方が無駄がないのにな～なんて思っちゃったりします。
でも、やりたいことだけやるっていうのも今後の人生の為にはよくないから忍耐力をつけるためにも頑張らないといけないのでしょうね・・・もう一生関わらない内容だとしても。
偏らずまんべんなく一通り勉強して、自分の好きなことを見つけるための過程でもあるということでしょうかね。
それにしても、早く3年生になって数学から解放してあげてくれ、と思ってしまいます(笑)
次はなんとか少しでも点数が上がりますように！！
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