ニコが冬休みに入りましたが、成績を見て愕然。本人も愕然。
理数系は想定内でしたが、社会3種類全部が「2」でした。
本人は力を入れていたはずの世界史も、結局私の説明を聞いて、「理解」したけれど、「覚える」ことはしなかったようでしたので、もちろん点数は取れるはずもなく・・・
日本史はほぼノーベン。
現社は試験前の夜になって「教えて~」と来たものだから当然「覚える」までは達しなかったようです。
ですので、当然と言えば当然。
私の母校の推薦?夢と消えましたね。
英語は4と5がつきましたが、期末テストの総合順位はクラスでビリから4番目。
試験前と試験中、本人は大丈夫!やってるからと威張っていて、実際もっといけると本気で思っていたらしいのですが、結果が出てみればコレですね。
だって、試験前も試験中も決してスマホの時間はなくさなかったですから。勉強したあとに、深夜までスマホの時間は確保していました。
その時間にしっかりと睡眠を取って暗記もしっかりして、頭の回転を良くして、とかそういうことは考えないのです。
イチコが友達とご飯を食べて帰るというので、ニコと二人で色々話そうと思い、ファミレスに連れ出しました。家だときっとうるさがって部屋に入って聞く耳持たないからです。
ニコとファミレスに行き、「思った以上に悪かったでしょう?」と聞くと「うん」と。
「なんでだと思う?」
「・・・勉強が足りなかったってこと」
「何が原因だと思う?」
「スマホ」
「だよね。それは大きいと思うよ。あとは、自分でやっているつもりでもそれ以上にみんなも頑張っているということ。あとは・・・やり方が悪い。何度言っても変えないよね。やったつもりで結果がでなければ同じやり方していても同じ結果しか出ないと思うよ。」
段々機嫌が悪くなっているのがわかります。
「大学、行きたいんでしょ?今の状態ではかなり厳しいと思うけど。」
「・・・だから次からやるっつってんじゃん。」
「うん、わかってるけど、ずっと変わらないから。毎回毎回それ言ってるけど変わらないでしょ。いつも成績悪くても、じゃあ次頑張ってね、ぐらいしか言わなかったけど、もう今回は後がないから言われちゃうのわかるよね?」
ポロポロ泣いていました。
多分、自分としてもやったつもりだったのでしょうね。確かにイチコに比べたら勉強時間は多かったかもしれません。でも、結局その後だってスマホを見て夜更かしして翌日昼寝して集中力はないし、まだまだ本気で頑張っていたとは思えませんでした。
口先だけ。
言うと怒りますが、本当に。
「わかってるわかってる、やるやる、と言うけど、じゃあ今後どうやって変わっていくつもりなの?」
「そんなことすぐに決められない」
正直、私が欲しかったのは
「スマホ時間を制限する」という言葉でした。
でも、自分からはそれを言わないのです。
私から言いました。
「もう少しケジメをつけようよ。ベッドの中で夜中まで観るのは無しにしようよ。」と言うと即答で
「無理」
「・・・あのね、腱鞘炎で手首が痛い痛いって病院行ったのに、そうやっていたらいつまでも治らないし、悪循環から抜け出せないよ」
「・・・(返事なし)」
家に帰ると、早速机に向かって英語の勉強をしていました。
・・・が、私は思うのです。
まずは何が問題なのかを分析することが必要だと。自分できちんと現状把握して改善していくことが必要だと。
やみくもに何も考えずに勉強しようとしたって無理ってもんです。意味ないことに時間を使って欲しくない。
テストで間違えたところ、やりなおすことは絶対にしない二人。
模試でわからなかったところをわかるまでやりなおすことも絶対にしない。
だから自分が何ができて何がわからないのかさえ気が付かないのです。
中学の時から何度も何度もそのことについてアドバイスしています。
が、絶対に振り返ることをしません。
いつも、テスト直後、成績が出た直後だけなんですよね、決意をするのは。持続しません。
そこがまず問題ですね(笑)
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