Every day is a new day

イチコ卒業式

さて、ニコの次はイチコの卒業式。
こちらも保護者の出席は不可でしたが、当日朝になってライブ配信のお知らせがきました。
学校側も当日まできっと保護者のために色々と動いてくれて調整してくれたのでしょうね。
感謝感謝です。

私は有休申請は取り下げて出勤していましたが、上司の許可を得てライブ配信を見ることができました。
便利な世の中ですね。
ライブ配信では入退場時、保護者や来賓、在校生がいない中で、先生方がその分も一生懸命拍手をしてくれているように見えて感動しました。

イチコの名前が呼ばれた時にはウルウルしてしまいました。
色々あった高校生活。
どちらかというとイチコとぶつかることの方が多く、中学時代とはぶつかる内容も違ってきたり、疲れ切った毎日の頃もありました。
定期試験の数学で0点をとったことや、学校を休みがちになった時のこと。
勉強をしないことで焦ったり、本当に私自身も色々とありました・・・
進路が決まってからはお互いに比較的穏やかな日常になりましたが、それまでは悩みばかりでした。

そのイチコが本当に卒業するんだ・・・と思うと感慨深いものがありました。

前日の予行練習では、生徒たちに大人気の学年主任の先生がサプライズで色々やってくれて、楽しませてくれたとか。
イチコはそんな日に限ってスマホを家に忘れたようで、写真撮りたかったのにーと残念がっていました。
なぜこの日に忘れる??
その先生も大号泣だったそうです。

そうですよね、先生だって残念に決まってる。
保護者以上に毎日毎日生徒たちの学校生活を見守っていたのですから、晴れやかに盛大に送り出してあげたいですよね。
それを思ったら私も涙が出そうでした。

式後に学年の有志が計画していた卒業パーティ。
例年はライブハウスのようなところを貸し切って皆ドレスアップしてやるようなのですが、キャンセルしたい人はキャンセル可能ということになりました。
支払った会費の半額は返ってきませんが、仕方ないですね。
多くの子がキャンセル、イチコもです。
声をかけていた先生方はもちろん全員不参加となりました。

ことごとく可哀そうな年だと思いますが、数年後、あー、あの年かーとネタにもなるのかな(笑)

とにかく、二人とも無事に高校卒業できました。

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