Every day is a new day

3年越し

とても久しぶりになってしまいました。

ニコ、3年越しの念願だった韓国旅行に行くことができました。
3年前、高校を卒業してバイトで貯めたお金で韓国旅行を計画していたニコですが、コロナの流行が始まり・・・
韓国でも大規模なクラスターが発生して、まだまだ未知なウイルスだったこともあり、ギリギリまで悩んだ末に旅行を取りやめました。
そのほんの少し前にイチコはギリギリで韓国旅行をしていたため、ニコにとってはちょっと可哀想な事態でした。

その後、コロナはおさまるどころかどんどん拡大して、海外渡航自粛や緊急事態宣言、大変な数年間となってしまいましたね。
未だに続いてはいますが、あの頃に比べたら治療薬、ワクチンの開発等、いろいろ変わったこともあります。
そして海外渡航もできるようになりました。
ニコが予約をした昨年末頃にはまた再燃の怪しい感じもあったのでどうなることやら心配でしたが、なんとか無事に行って帰ってきました。

パスポートも切れていたので再度取得し、韓国入国に必要なK-ETAというものも取得し、宿泊先や飛行機の手配も頑張ってやっていました(笑)
もう大人ですからね。
それでもちょいちょい私に色々と聞いてくるので、「自分で調べて」と言いました。
なんでもかんでも私に聞いて済ませようとするところは相変わらず・・・
私も旅行関係のことって好きなのですぐに答えてしまったり調べようとしてしまうのですが、ちょっとガマンして自分でやってもらいました。
自分で調べて自分で手配することで理解するし慣れていくのですよね。
昔に比べたらネットで検索すればすぐに何でも情報が出てくるので、ガイドブックや地図なんてなくても簡単に行かれるし申込みなんかもネットでなんでもできるのですから。
私たちの若い頃は「地球の歩き方」とかを買って調べたものです・・・笑

しかし、不慣れだとやはり穴があるもので・・・
空港までバスで行くと言っていたニコ。
私は飛行機の場合、往路についてはバスで行くのがちょっと心配派なんです。
最寄り駅からのバスは確かに楽ですが、もし高速道路上で事故渋滞に巻き込まれたりしたら飛行機に乗り遅れてしまう・・・と心配性の私は考えてしまうので・・・
で、それなら予定よりもっと早いバスで行った方がいいのでは?と気になったので、2、3日前に時間を調べてみると・・
なんと最寄り駅からのバスはコロナ禍でだいぶ前から運休中でした。
それにも気づかず、そのバスに乗る気満々ののんきなニコ。
運休を伝えると慌てて別のルートに変更していました。ホント詰めが甘いというか、危ないなぁ・・・

で、当日は一緒に行く幼馴染のSちゃんの家までお迎えに行き、二人を駅まで送りました。

さあ、あとはもう二人で楽しんでおいで!と送り出してから数日後。

ダンナさんとイチコと3人でお花見(早すぎました笑)にでかけた日、ふとみるとニコから着信があった形跡。
LINEを開くと「カードケース落とした。」「どうしよう!!」と。
急いで電話をかけて何が入っていたのか聞いてみると「マイナンバーカード、銀行のキャッシュ&デビットカード、(交通系カードの)Suica」だそうです。
とりあえず、その日に行ったあらゆるお店などに戻って、もし届いた場合には連絡をもらえるように自分の連絡を残してきたとのこと。
警察にも行くつもりだと言っていました。
Suicaにはバイトの交通費のつもりで1万円以上チャージしてあったようですが、調べてみるとこちらは一旦止めれば残額は戻ってくる様子。
マイナンバーカードももう紛失再発行するしかありません。
銀行のカードにはお金は入っていますが、旅行中使うつもりのお金はほとんど現金で持っていたようなので良かったです。
でもとりあえずこちらも銀行に連絡してカードを止める必要があります。

全く落とし物や忘れ物が多すぎ!
行く前に「本当に落とし物やなくしものに気をつけて。」と念を押していたら「もう何回も聞いた!」と半ギレしていましたけどね・・・。

半ば呆れながら「もうそれ以外にできることはないでしょ、まあ、海外でそんなもの落としたらほぼ返ってこないと思ったようほうがいいよ。日本じゃないんだから。」
と言うと、「銀行も止めれば大丈夫だと思うし、Suicaのこともいんだけど、落としたことがショックすぎる・・・」とニコの声がみるみる涙声に・・・

え?あ?ゴメン!そうだよね、異国の地で動揺するし心細かったよね、ゴメンゴメン。

めったに泣かないニコが結構強めに泣いています・・・
慌てて「そんな泣かないで、もう連絡待つしかないし、パスポートとお金が無事に残ってるなら切り替えて残りの旅行楽しんでおいで。とりあえずカード類止めて、手続きしたらSuicaの残額も返ってくるよ」と言いました。
するとちょっと落ち着いたのか「うん・・・切り替える。大丈夫。」と言っていました。

ちなみにダンナさんはこの話を横で聞いていてもう呆れを通り越して怒っていました。
「いつもいつも失くしたり落としたり本当にだらしがないな!」ということらしいです。
確かにバスにお財布忘れたり傘忘れたり定期落としたり(これはイチコ笑)、トイレにスマホ忘れたり、そういうことが多すぎて呆れますが、今それを電話で怒ったところで仕方ないし、泣いているニコが可哀想だったので思わずかばってしまいました。
同じく横で聞いていたイチコはすぐにそんな時にどうしたらよいか色々調べたりしていましたね。他人事じゃないですからね、彼女も。
私との電話を切ったあと、イチコから連絡して二人で話していました。

で、この話は結局落としていなかったというオチだったのですが(笑)

一緒に探してもらったSちゃんにも謝って、ようやく気持ちを切り替えてご飯を食べに行ったところでティッシュを出そうとカバンを探ったら・・・カバンの中の小さなポケットに入っていたと。
泣いて電話してから30分後ぐらいに「あった!!!」と笑いながら電話・・・。何度も探したつもりだったのにおかしいなぁと。
ま、そんなこともありますけどね、私も。

何はともあれ良かったですけどね。
ただじゃ終わらないんですね、うちの娘たちは・・・。

けど、心配ばかりしていても仕方ないし、慌てて電話はしてきましたが自分で対処するしかないのもわかっていたようなので、これで少し学んで成長したでしょう。
しつこいようですが、もう21歳なんですからやろうと思えば何でも自分でできるはず!

将来海外に住みたいなんて言っている人ですから、いろいろ経験してよかったのかな。
宿泊先も、オシャレなところで現地に住んでいる感を感じたかったらしく、エアビーで一軒家を予約したものの、洗濯機が壊れて水浸しになったり、Sちゃんが座っていた椅子が突然壊れたり色々あったようで(家主さんはいい人だったそうですが)、ニコの中では「次回の海外旅行はやはり安心のホテルだな」との結論に至ったようです(笑)

そして、日本がどんなに居心地よいか(母国だから当たり前!)、日本のお店の人たちがいかに優しいかということがわかったそうです。
もちろん韓国でも色々と親切にしてもらったようですが、言葉の壁もあり、日本で生活する良さを再確認できたそうです。
生まれ育った日本を離れて海外に住むということは今までと同じような生活はできないという覚悟ができたかな。

そんなこんなでしたが、無事に帰国してなんだかんだ言って私もホッとしました。
ちなみにSちゃんは3年前にイチコと韓国に行ったのですが、今度はニコと。
3年前何もせずにイチコに頼ってばかりいて申し訳なかったから今度は色々やるから!と張り切りながらも、結局手配のほとんどはニコ、現地の人に話しかけるのも宿泊先で家主さんとのやり取りも全部ニコだったそうです。
まあ、ニコも自分でやりたかったようなのでそれで良かったそうですが。

私も久しぶりに海外旅行したくなったな~。

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