コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

いろいろな親心を考える

スマホ問題、勉強問題、生活態度問題、思春期・反抗期問題・・・
何年も悩んでいることですが・・・

ブログを読んでいただいている方からのご意見、家族の意見、友人の意見、皆さんの体験談、自分の体験から、何か良い乗り越え方が見つけられることを願いながら考えています。

まだまだ「結論」とかではないですが、私はこれからも子育てに自分なりに徹底的に向き合って行こうと思います。
ほんのあと数年のことですから・・・
あと数年したら娘たちは自立し、今迄みたいに、親の助けがなくとも生きて行かなくてはならなくなります。
それまでは、親として私たちにできることを模索して行こうと思います。

中学時代はただ頭ごなしにこうしろああしろというようなことが多かったような私ですが、反抗期を迎え、悩み、自分自身も学ぶことがありました。
高校に入り、尊重を意識しながらも教えてあげたいこと、すぐには理解できなくても言い続けることでいつかは響くかもしれないと思っていました。
時に放置して様子を見たり、ここからは言わないといけないと思えば注意や助言をしてきたつもりです。

バトルも全盛期に比べたらかなり、いやものすごく減りましたが、ここへきて成績の低下からまた少し険悪になったり。
良い状態と悪い状態の繰り返しですね(笑)

実際そのやり方がどうなのかはわかりません。

ただ、確実にお互いにすこーしずつですが成長はしているのだと思いたい。
繰り返してきていることも少しずつは前に進んでいる。
お弁当箱もたまに忘れますがほとんどは出して洗ってくれるまでになった。
部屋はひどいけれど、それでも多少はマシにはなった。
私も放置できるようになったし、頭ごなしに言わなくなった。
そしてイチコが0点を取ってから、ニコがバイトをしたいから頑張ると宣言してからというもの、頑張ろうとしている姿勢は少しずつですが見えてきた。

即座にこちらの期待通りに変わらないからイライラしてしまうけれど、人間そんなにすぐにコロっと変われるものではないですものね。
今すぐに変わることを期待しすぎてしまう。
そこは本当に私の反省点です。

そういったことの繰り返しも全部ひっくるめて「子育て親育ち」だと私は思いますので、完璧でない親でも許してほしい・・・(笑)

成績についてはもちろん私が焦って不安になって小言を言ってどうにかなるものではありませんから、結局は自分でなんとかするしかないのです。
色々言ってしまいますけど。
ただ、そのためのサポートを求められているのなら喜んでします。
勉強の仕方がわからないと言われますので、こうしてみたら?ああしてみたら?と言うこともよくあります。
聞いてくる割に二人ともガンコなんですけどね(笑)

そしてやる気がなさそうな時には声をかけるし、発破をかけます。
本人がやらないんだから諦めろ、というにはあまりにも早急な気がしてしまうので。
理屈としてはそれは正しいのでしょうが、やはり成長途中の高校生、自分のことをうまくコントロールできなくて当たり前です。

塾に任せられればそれでいいのかもしれませんが、うちの娘たちには塾が合っていないんだな~ということは高校受験の時に身に染みましたし、何より自分たちが行きたがらないのに行かせるのはお金と時間の無駄だと思うので。
通信教育のことでも学びました(笑)ましてやこの時は自分たちでやりたいと言ったにもかかわらずできませんでした(笑)
こういう状況を見て思うのは、本人たちは「やりたいのに、できないのだ」ということです。
これがまさしく成長途中の証拠だと思うのですよね。
やりたいのにできない自分を一番わかっているのは本人たちなのかもしれないですね。

だったら、今の彼女たちが一番やれる方法で、と考えます。

そもそも、大学に行くつもりがないからもう勉強はしたくないけど高校だけは卒業しておきたい、というのならここまでは心配しないかもしれません。
彼女たち、大学に行きたいと言っているのです。自分が興味のあることを学びたいと。
しかも、昔の私よりもはるかにやりたいことが定まりつつあるのです。何学部でもいいからまず受かりたいと思っていた私と違って。

応援したいじゃないですか。
でも、自分ひとりでやりきれないこともあるじゃないですか。
一人だけで何もかもできてくれれば親も楽ですけど。

こうしてまだ高校生の本人たちの甘い考えで痛い目にあって「はい、自己責任です。残念ですね。わかったでしょう?」と言い切る自信が私にはありません。

なかなか色々なことがうまくいきませんが、着実に経験を重ねている二人です。
痛い目をみることで学ぶこともある一方で、痛い目を見たけれど助けられて気付くこともあると思うのです。
痛い目をみることだけが経験だとは私には思えないのです。

高校生ってまだ完全な大人ではありません。助けを必要としているならば、毎回ではないでしょうが、私は色々な方法で手を差し伸べると思います。
それって甘いですかね。正直言うと、高校生になればもっと放置しても大丈夫かと思っていましたし、実際昔に比べたらかなり放置しています。
でも私は親が支えることで、「諦める」ことよりも「頑張ってみる」ことを知ってほしいのです。

ただ、子供のことを思って助けることはしない、ということも一つのやり方、そのご家庭の方針ですし、お子さんや親御さんの性格にもよりますが、実際に効果があるようならば、そのご家庭には素晴らしい子育て方法なのでしょう。
子を思う親としての姿勢として尊敬します。私もそんな風になれたら、そんな風に割り切れたらいいのにな、とも思います。

そう思いつつも、焦りと不安でこちらもいっぱいいっぱいになって色々余計なことも言ってしまいますが、ここは得意の「親だって人間」戦法で(笑)
間違えることもあるし、自分が正しいことだけを言っている自信もない。
弱いところもいっぱいあります。

これだけは心がけていること・・・自分が間違っていたと思えば必ずそのことを伝えて謝る。
「勘違い(誤解)しちゃった、ごめんね」「良く考えたらこうかもしれないね、ごめん」
そんな風に自分とも向き合っている日々です。

自分のことは自分が一番良くわかっているはず。

イチコのことも、ニコのことも本人以外では今のところは誰よりも母である私が一番わかっているつもりでいます。
彼女たちが失敗と成功を繰り返してその体験を積んで、豊かな人生を送れるような大人になって行ってほしいと切に願っています。
そして将来、彼女たちが親になった時に、今の私の気持ちをわかってくれると思います。

ほとんど理想論ですけど!!笑

↓ポチっとしていただけると励みになります
にほんブログ村 子育てブログ 第2次反抗期(思春期)へ
にほんブログ村

高校生ランキング



2 Comments

  1. すま
    すま 2018年7月28日

    kinakororinさんはしっかり考えて進めて行かれる方なんだなぁとお見受けするので、イチコちゃんニコちゃんが将来、今の働きかけを理解出来る日が来るのだろうと想像できます(o^^o)

    理解出来た時には、あの時に言ってもらったから今がある(感謝)、も、あの時にああ言ってもらったのに今も・・(反省)、の両方あるのでしょうね〜。自分を振り返ってもそうです。不思議なことに私はああ言っておいてくれたら良かったのに、は今はあんまり思わないです。(小学生の時とかはよく親に言ってたのに。笑。)きっとどう言われても自分は同じこと繰り返しそうだから。笑。むしろ、ああ言われてたのになぁ、ばっかり(;´Д`)でも、自分が選んで進んだ道の結果だから、まぁいっかーって思えます。

    これって、親に言われてアレコレしてた時代からどこかで、自分が選んで進んだ時代への切り替えがあったんだろうなと思います。それは、いつとは明確じゃないですが、同じく高2のうちの男子を見てたら今がその過渡期だなぁと思ってます。

    親の言うことにも自分と違う考えがあり、時には矛盾があり。引いては世の中の現実も正論通りじゃない。決めるのは自分で、決めた道は誰に文句を言っても仕方ない。そこまで、たどり着くまでの途上なんでしょうね。この境地に完全にたどり着ける仙人さんは大人にも少ないかもですが、大人になる過程で通る道のような気がします。

    私はこの多様性の中で自分で考えて進めれる力を持ってほしい、が息子に思うことですかねぇ。どの親もこれは一緒ですよね(^^)このアプローチが黙って見守ることも、口煩く言うこともあるでしょうし、その時々で良いと思うやり方で試行錯誤ですよねー(^_^;)

    うちの親も子育てひと段落した先輩もみんな、子育てで悩んだりギャーギャー言ってる時期は大変だけど、1番いい時期よ、って言うのでそうかもです。人が著しく成長する素敵な時期を一緒に過ごせるなんて有難い!大変な最中にそう思うのは難しい時もありますが「後から思ったらきっといい時な今」を大切に過ごしましょうねぇ〜(^-^)/

    • kinakororin
      kinakororin 2018年7月30日

      すまさん
      おはようございます。
      ありがとうございます。
      本当に、自分で選んで進んでいくようになる過渡期なのでしょうね。だからウルサイ親に反発もしたくなるし、かといってやりたくてもうまくいかないという状況なのでしょう。
      親としても言わずに自分で決めてどんどんやってくれたら楽ですし、安心してみていられればそんないいことないですよね・・・
      放置してみたり言ってみたりの繰り返しで試行錯誤の毎日です。

      今回、成績がものすごく低下したことで、イチコは少し身に染みたような気がします。ニコも自分の成績を見て感じているようです。
      やらなければやらない結果しかでない、ここまでは気づいたような。
      その先のやればやっただけの結果が出るということに気付いてくれるといいなと思います。
      いわゆる成功体験ってやつですね。
      大人と子供の狭間と言う感じで難しい時期ですね。

      将来、気付いてくれるといいなとは思いますが、だからといって感謝してほしいと言うわけでもなくて。結局は彼女たちの子供も大人になって気づくことでしょうからね(笑)

      確かに、今って大変だけどいい時期なのかもしれませんね。
      成長していく子供と一緒に自分もまた改めて人として成長できる時期でもありますね。

      ありがとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください