私、占いとか、その類の話はそれほど信じる方ではありません。
面白半分に聞いたり、良いことだけ信じたり。
悪いことはあまり気にしませんし、占いでも積極的には知ろうとしません。
そんな私ですが、少し前、たまたま友人のお店に来ていた、前世やこれからのことが見えるという女性に会いました。
友人はそういった、スピリチュアル系の話が大好きなので、いろいろと聞いているようです。
自分のお店のこの先のこと、どう展開されていくかなど、かなり真剣に聞いています。
私は失礼ながら、ちょっと半笑いのような状態で聞いておりました。
その女性によると、私の友人は、前世は旅人であり、好き勝手に自由奔放にヨーロッパなどを旅していたと。
そして、なんとその場にいた私の話も始めたのです。
その方によると、私と私のその友人は前世では南米にいる姉と弟だったと(笑)
私が姉で、友人が弟。
自由な弟を、聖母のように優しい姉が包み込み、見守っているという構図。
だから、この世でも、また出会うべくして出会った二人なのだと。
正直、ちょっと笑ってしまいました。
まず、南米?みたいな。そして聖母?みたいな。
まあ、友人は結構真剣にきいていたので、あまり深くは突っ込まなかったのですが、私の方は「ちょっ!待って(笑)」って言う感じでした。
心の中で。
でも、友人が少し外した時に、その女性と二人になり、唐突に、「娘さんいらっしゃいますね?」と。
しかも「二人?」と。
しかも「どちらかというと、上の娘さんとうまくいっていない?」と。
ちょっとビックリ。
全部あたっています。上の娘さんて、イチコです。
突然の訪問であり、短い時間にその友人が私のことを話したということは考えられず…
ちょっと驚きつつも半信半疑の私でしたが、その人は続けました。
娘さんとうまくいっていないのは…お互いに、「なんでわかってくれないんだろう?なんで?なんで?」という気持ちがあるからです、と。
上の娘さんは、前世ではあなたのお母さんで、あなたが娘という立場でした。
そして、娘さんの強い希望でこの世ではあなたの娘に生まれてきたのです、と言われました。
笑っちゃったのが、ニコのこと。もう一人の娘さんは、上の娘さんにひっぱられてついてきた感じです、と(笑)
オイ、ニコ!笑
そのほか、ダンナさんについてもいろいろ指摘を受け、当たっていると言えばあたっていますが、まあ受け取り様によってはどうとでも受け取れる感じでもあったので、そこはあまり驚きませんでしたけども。
イチコとぶつかることが多いという指摘にかなりびっくりしてしまいました。
とはいえ、スピ系の話にはちょっと警戒してしまうところもある私なので、いろいろなアドバイスも、はい、はい、あー、そうですか~、と聞いておきました。
そんな私も、学生時代に、友人に誘われて、ある占い師さんの家を訪ねたことが2回ほどあります。
どちらも違う友人で、どちらも私にとっては真剣に占ってほしいと言うよりは、単なる友人の付き合いでしたが。
そのうちの一回は、普通の住宅街にある一軒家で普通のオジサンがやっている占い。まったくもって平凡な家の一室でした。
一人が占ってもらっている間は隣のリビングらしきところにお菓子とお茶が置いてあるので、それを食べながらテレビを観たりしてソファーでくつろいで待っているという…なんとも不思議な空間。
私の番になり、手相やら生年月日やら色々見てもらい、言われたことはそれなりに当たっていたような、でもやはりどうとでも受け取れる言い回しだったりで、ふーんと言う感じでした。
ただ…ここでもひとつ(笑)
当時大学生の私は、とにかく通学の電車内で痴漢に遭ったり、道端で外国の方にしつこくナンパされたり、とにかくいろいろな目に遭う困ったさんでした。
友人一同からは「kinakororin’s ワールド」と称され、またいつ面白い目に遭うのかと楽しみにされていたくらいです。
今思えば、隙だらけのぼんやりした女子だったからかもしれませんね。
話は戻りますが、そんな日常に本気で困り、疲れ果てていた私。
最後に「何か今困っていることや悩んでいることは?」と聞かれ、そのことを話したんです。
とにかく、いろいろな目にあい、上手く逃れられなくて困っている、と。どうしたらいいのか、と。
すると…そのオジサンは「古代の石」なるものを取り出し「これを握って念じてください。もうそういう目に遭わないように、と念じて下さい」と言われました。
一応、真剣な顔で握りました。そして念じました。
すると、あら、不思議。
その後、ピッタリとおかしな目に遭うことがなくなったのです。
全くとは言いませんが、圧倒的に減りました。
結局はその「古代の石」の力と言うよりは、隙を見せないように、自分に暗示をかけたようなものかなとは思いましたが。
今日はちょっとそんなスピリチュアルな話を思い出した日でした(笑)
失礼しました!
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