インターネットを使っていると、顔が見えないのをいいことに、信じられないようなひどいコメントや、誹謗中傷を繰り返す人をみかけます。
他人に対して「不謹慎狩り」や、自分の考えや正義感の押し付けをしている人もいて、怖くなる時もあります。
そのような人に限って目の前にいる人には面と向かって言えないのではないかと思います。
顔が見えず匿名だということをいいことに妙な解放感でうっかり本音を出してしまうのかなぁ。なんだか単に自分のストレス発散や鬱憤を晴らしているだけで、ゆがんだ自己満足のように見えます。
悲しくなるようなひどいコメントや厳しい言葉を並べて自分がいかに正しいかを主張したいのでしょうか。
おそらく自分がやっていることの自覚がないのかもしれませんが、もっと人に優しくなってほしい、言葉を選んでほしいと思ってみています。
私のブログでは幸い誹謗中傷のようなコメントはなく、親身になってくれたり励ましてくれたり共感してくれたりが多いので助かっていますが、私がよく拝見しているブログでも、ブログ主さんが誹謗中傷に悩んでいるようです。
わざわざ人を傷つけたり苦しませて何が楽しいのだろう・・
言われた人の気持ちを考えたら絶対にできないと思うのですが、個々のの感覚や価値観が違うのは仕方ないのでしょうか・・・
誰でも気軽に自分の考えを主張できる世の中になった反面、文字だけで伝えることの難しさや言葉選びの大切さを感じています。
前置きが長くなりました。
そんな風にネットの嫌な面も感じていた最近ですが、すごくほっこりして嬉しくなることがありました。
今度海外から友人が日本に遊びに来るのですが、日程的に全然滞在時間がとれないのです。
アメリカから自国に里帰りするついでに日本に寄るようなので、実質2日しかない中、どのように日本の良さを知ってもらえるか悩んでおりました。
彼らの行きたいところや食べたいものの希望を聞いてはみたものの、距離感がつかめないのか、かなり難しい希望。
それを少しでも叶えるべくどのように効率よく周れるか、どうしたらより満足してもらえるだろうかとこの数日、頭を悩ませておりました。
自分の知識には限界があり、ある旅サイトの質問コーナーを利用してみることにしました。
Yahoo知恵袋やOKWAVEなどは気軽で便利ですが、不特定多数の方が見るため意味もなく意地悪を言っている人を多々見かけるので、それは避けて旅サイトの方を利用しました。
某観光地のまわり方を質問したところ、すぐに回答を下さった方がいました！
とても嬉しくなりました。
すると、ほんの短時間の間に次々に回答を下さる方々が出てきて、驚きました。
みなさん、地元愛、旅行愛を感じられるそれぞれのオススメルートやポイントを親切に教えてくださって感激しました。
顔も見えない私の質問に、それぞれ時間を割いて答えてくださり、本当に感謝です。
どれも参考になるものばかり。
旅を愛する方々のサイトだからか、おかしなコメントは一つもなくて、気持ちが温かくなりました。
こんな風に、顔が見えなくてもその人の役に立ちたい！とか、これを知ってほしい！という想いで親身になってくれる人も沢山いるんだなーと改めて安心したというか嬉しくなりました。
どうせなるならそちら側がいいな・・・
自分もそうありたいと思った夜でした。
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