コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

時間を作り出す力



昨日は私は一日外出していました。娘たちは塾の自習室に行くと言っていましたが、どうやら昨日は自習室が空いていなかったようで急きょ、家で勉強するということでした。
夜、私が帰るとあきらかに今起きた風のイチコ。机の前には座っていましたが、頭は寝癖でぐちゃぐちゃ。テキストも適当にあわてて開いたようです。
顔も寝ぼけています。

「寝てた?」と聞くと「寝てない」

そう・・・と言いましたが確実に寝ていたと思います。

いいのです、寝ていたのだとしても。

でもそれがどれくらいだったのか。私がいない間、ずっと寝ていたのか、休憩のつもりで少しだけ寝ていたのか。
それを知る方法はありませんが、考えると「まさか私がいない間、ずっと寝ていたのかな」と不安になってしまうのでなるべく考えないようにしています。

親が家にいなければ、好きなことをしていても、寝ていても誰にも何も言われない。
そんな環境でもストイックに自分を奮い立たせることができる人と甘えて好きなことをしてしまう人。

娘たちは後者です。

部活でもレギュラーを取りたいと思っているくせにそのために人一倍努力をすることはなかったな…
試合に出たいというので、アレするといいらしいよ?コレしてみたら?とアドバイスをしてもそれは決してしないのです。

「場所がない」
「じゃあ公園でやったら?」
「人に見られたらいやだ」

同じくレギュラーになれなかった友達は部活が休みの日に自主練を重ねてて、最後には試合に出られるまでに成長していました。
うちの二人は「だってその日はピアノがあるし、時間がないから」そんな調子です。
いつも何かと言い訳をして努力をしていないように見えます。

時間を作り出すことが下手なのです。

休日の午前中、頑張れば勉強できる時間が4時間あったとします。

娘たちはまず起きてボーッとして時間をかけてご飯を食べます。
そしてお風呂に入ったり探し物をします。
実質1時間ほどしか勉強しませんが、すごく勉強した気持ちになるようです。

午後もそんな感じで過ぎています。

そんな二人を見ているととてもあせります。

あと三か月後にはいくら寝ていてもいいのですよ。遊びに行っても何も言われないのですよ。

だから、それまでは少しの時間も無駄にしてほしくないのです。

二人のお友達のことを考えてしまいます。
その子はお風呂のお湯が溜まるまでの時間、テレビを見ていてもコマーシャルの間、説明会で待っている時間、すべてを有効に使っています。夜早く寝てしまったら朝早く起きる。

その子はでき過ぎだと思うので、そこまでしなくてもいいと思っています。
でも、スキマの時間をもう少し有効に使ってほしい…

イチコは「スキマの時間に勉強なんてできるはずない」と言い放っています。

毎回の定期テストでもそんな調子でダラダラして前々日ぐらいから泣きそうになりながらあわてて勉強しています。
本当に毎回です。でも次もそれを繰り返すのです。

入試は一夜漬けではどうにもならないということ、どうしたらわかってくれるのかな…
やるだけやってダメなら仕方ないけど、やらないで結果がでないのは当たり前。仕方ないですね。
私がそれをどうやって割り切るか…なかなか大変な課題です。

娘たちがこれ以上時間を作れないというのなら、そういう人もいるのだ、と割り切ってそれを理解する努力が私には必要かなと思います…

あと3カ月、自分にとっても試練の時です。

↓ポチっとしていただけると嬉しいです
にほんブログ村 子育てブログ 第2次反抗期(思春期)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(本人・親)へ
にほんブログ村



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください