コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

子育てって多種多様ですね(いつもにも増して長文!)



ちょっとまじめな話です。
GW中にいろんな人に会い、いろいろ耳にしたりして思った話なんですけど。

いつも思っていることですが、子育てに正解はないし、世の中にはいろいろな考えがあります。
単なる理想論だといわれればそこまでですが。

少なくとも、私自身は、自分の子供達の可能性を決めつけたくはないと思います。
子供が考えていること、希望していること、これを全否定してその子に合った(と親が思い込んでいる)ところへ誘導するのはしたくないなって思います。
もし決めつけたとしたら、それを本人に言おうと、言うまいと、見守っているフリをして結局は心の中で否定しているから、最後は思い通りにしようとしてしまうでしょうね。

できるかもしれないこと、成功するかもしれないこと、おそらく無理なこと、可能性ゼロだと思うこと。
たくさんあります。
自分の娘たちにもあります。でもそれって単なる私自身の主観ですから。

娘が自分で決めたことをできなくて、オイオイオイって思うこと、イライラすること、たーくさんあります。
でも、大きなこと言っていても、可能性は否定しません。だって、できるかできないかなんてやってみないと誰にも絶対に、絶対にわからないことなのですから。

高校受験の時もそうでした。
受験したいという学校が、自分の持っているレベル以上のところだったけど、それは否定しませんでした。沢山話をしましたけど。本当は、志望校変えた方がいいんじゃないかなとか考えました。でも、あくまでも本人が本気だったのですから、それが上手く行こうといかなかろうと、その時が一番ベストなのだと思ったのです。
イチコが合格して、ニコが不合格になり、でもそれは二人にとっては本当の意味では失敗でも挫折でもなく今が一番ベストだと思えるのです。
これは自分自身が経験して強く思ったことでした。

そして娘が頑張っているなら全力で応援します。高校受験の時、スタートは遅かったですが、スイッチ入ってからはとても頑張っていました。
でも、頑張れない時は後ろから後押ししてみたりします。おしり叩いてみたりします。
だって、常に自分の力だけで全力で頑張れる人なんているのかな。いないですよね。もちろんそれがバトルに発展することだって沢山あります。

私が娘たちとバトルすることの原因は決まったことができなかったり、忘れてしまったり、言ってることとやってることが違ったり、そんなことが理由になることが多いです。
バトルになったりもしますが、それを指摘することはいけないのかな?
自分自身で自然に気づけばそれは理想的ですけど、人から叱られて気づいたり、やってごらん、頑張ってごらんっておしりをたたかれて頑張れることってありますよ。

自分もそうでした。人から言われて気付くことって思っているより沢山あるんじゃないかな。
自分の心に余裕がないときは、もちろんなかなか聞き入れられませんけどね。その時がバトルです(笑)

そこで諦めたら楽ですけど。
温かく見守るフリして放置できたらどんなに楽かなって思ったことあります。
この子はダメなんだって決めつけて割り切って生活できたらどんなにいいかって思ったこともあります。
でもやっぱり、あなたはこんな能力しかないから、行きつく先はココって私が決めつけることは絶対にしたくない。

自分もできなかったことだから子供に何も言う資格がないのかと言ったらそうでもないとも思います。
それが「経験」からのアドバイスなのだとも思います。それを相手がどう受け止めようとも。

子供の可能性を決めつけるとしたら・・・

上手くいかなかったとき、やっぱりね、私はわかってたよって言いたくて?
結局自分のため?自分が傷つきたくないから?最初からわかっているフリをしたいのかな?
自分の心を守るため?

子供は所有物ではないですし、完璧な親なんていないですもんね。
みんな試行錯誤して子育てしています。

自分と同じ失敗をさせたくないって思うのは、まあ親心として普通にあります・・・
自分が痛い思いをして気付くしかいないと言っておいて、結局は子供が、自分が傷つかないように先回りしている人もいるし、自分もそういうところありましたし、未だに全くないとは言えません。
もっともらしい正論を言っている様で結局は自分よがり。
でも、矛盾している自分の言動もわかっているフリをして自分を正当化させている。

子供が自分自身で理想通りに行動することなんて無理、できるはずはないと決めつけておいて、突き放すフリをしておいて、実は自分が一番自分の思い通りに操ろうとしている。
実は自分が一番守ろうとしている。

子供を持つ親と、子供を持たない人。どうしても欲しかったけれど恵まれなかった人。
立場が違えばわかるはずもないこともあります。わかる必要もないのだと思いますけど。

でも、ほとんどの親はみんな自分の子供を思う気持ちは同じ位強いはず。
子育てに関しては本当に色々な考え方がある。
でも、自分が信じたやり方を試行錯誤しながらやっていくことでいいのでは?

だから、声高に、自分と違う考えの人の批判をしたり、頭ごなしに周りを否定するようなことはしないように、気を付けようって思いました。
他人を否定して、批判して何かいいことあるのかな?心の中で思ってしまうとしたらそれは自由ですけど。
でも、意見を交換するのはとても有意義だと思います。実際話してみて自分の凝り固まった考えが変わることってありますよね。

少なくとも、私自身は自分の環境を人と比べて卑下したり、自分と違う人のことをこき下ろしてばかりいるひねくれた人間にはなりたくない。こう書いていてもそれってただの理想論?って自分で思ったりしますけど。
そういう人になりたくないといいながら、この記事を書いているのはそういう人を批判しているのか?とか思ったり。こうして書いていても頭の中でいろいろな考えがグルグル。

理想ばっかり書いて実際の自分はどうかな?やっぱりそんな風にうまくはいっていない。なんだかんだと自分の感情だけでものを言ってしまうこともある。
そこはね、否定しません。自分はそんなに立派な人間ではありませんから。もがいています。毎日。

でも、例えば、ブログやSNSで自分の思いを、本音を吐露するのは自由なのかなって思ったり。
そこで自分の思いを吐き出して、リアルな世界では普通に保てる人もいる。

実際私はブログで心情を吐き出して、その時その瞬間に思っていることを書くことによって自分の言っていることの矛盾に気づくこともあります。
思っていることを綴って気持ちが楽になることもある。後から、自分の小ささに気付くこともあるし、「あ、こうだったな、自分、間違っていたな」って素直に受け止められることもある。
人のブログを読んで、なるほどね~と思うこともよくあります。その人が自分の考えと全く違うとしても。

親の務めってなんでしょうね。

美味しいご飯作って食べさせてあげること?服を買ってあげること?学費を出してあげること?
もちろんそれらは大事なことですけど、もしも子供が相談してきたら、道に迷って悩んで助けを求めていたとしたら、親として、思うこと、伝えることも大切だと思って日々過ごしているのですが。
押し付けや誘導はしたくないけれど、相談されれば、悩んでるなって思ったら話をしてみます。そして全力で応援します!
その中身が正しいかどうかなんてわからないからこそ、自分が正しいのだと信じたことを伝えるしかないと思うんですよね。

でも、自分と同じ考えの人だけじゃないってこと、これを常に頭においておくこと、大事ですね。
みんなそれぞれがそれぞれのやり方で子供を想いやってるってこと、忘れてはいけないですね。
人の話が参考になることもたっくさんありますから!

反抗期も落ち着いてきた気もするし、まだまだかなって気もしますけど、これって反抗期っていうより、ただ普通に人と人がぶつかっているだけとかそのレベルのことなのかなって思ったり。

親が自分にしてくれたことが必ずしも正しいかはわからないけど、多くのことは感謝しています。
でも、私は子供にその通りにしているかと言うとそういうわけでもない。

ダンナさんの両親と私の両親は全く違うタイプだけれど、二人ともまぁ普通の平凡な人間に育っていることを見ても、同じ親から同じように同じ環境で育てられた兄や姉を見ても、全然違う人間だし、あまり関係ないのかなとか思ったり。

つまり、何が言いたいかって、結局は自分と違う考えを頭ごなしに否定したくないなってことです。

柔軟な人間になりたい。
素直な人間なりたい。
優しい人間になりたい。

いろいろあってそう思ったわけです。

これを読んで下さった方の中には全く共感できない人もいるでしょうし、は?何これ?って笑う方もいるかもしれませんね。
でも、日頃考えていることを残したいと思ってブログを書いているので、ご容赦くださいね!

↓ポチっとしていただけると嬉しいです
にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

高校生ランキング


こちらの記事もオススメ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください