さて、記憶が薄れないうちにいつかは書いておこうと思っていた双子妊娠出産育児のこと。
少しずつ書いていこうかと思います。
留学の話やら旅行の話やら娘たちの話やらバラバラとびとびですね。スミマセン。
ご興味なければスルーを。
もう16年以上前、結婚して8カ月程過ぎた頃、体調に異変を感じて市販の妊娠検査薬を買って試したところ、うっすら、本当にうっすらと線があるようなないようなという結果でした。
早く子供が欲しかった私は、毎日毎日妊娠検査薬で検査していました。10日ぐらい毎日やって、ダンナさんには若干呆れられていたように思います。
すると、だんだんと線が濃くなり、よし、病院へ行こう!ということになったのです。
病院に行ってみると、おじいさん先生でした。
「うーん、まだ見えないし、わからないね」とのこと。
ワクワクして行った私は結構冷たくあしらわれ、ガックリ。
また一週間後に来てというので、一週間後に行くと、「うーん、見えない。尿では反応出てるけど見えない。」とのこと。
張り切って早く行きすぎたかなと思ってまた少ししてから行きました。
すると、
「見えない。でも尿検査で反応があるのに見えないってことは、子宮外妊娠の可能性がある。」
と言われました。
愕然としました。そして、万が一の時に対応できる病院を紹介されました。
そしてそのおじいさん先生に
「もし子宮外妊娠だったら大変だよ、あんた、そのままにしたら死ぬよ?」
と信じられない言い方をされ、帰り道で泣きながらダンナさんに電話したことを覚えています。
そのことがショックだったので、次の診察は、あえて違う女性の先生の日にしました。
その先生はサバサバしていて、とても優しかったので安心しました。
そして、エコーを見ながら
「大丈夫ですよ、赤ちゃん、見えます。」
とここまで聞いて、ほっとしたのも束の間、
「ただ・・・」
と言ったまま黙っています。私はドキドキ。なに?なに?
しばらくエコーを見てから
「赤ちゃん・・・双子ちゃんかも」
と一言。
それを聞いた瞬間、双子なんて全く、一ミリも思いもしてなかった私は、内診台に乗ったまま自分でも信じられない大声で
「え~~~!!!!」と叫びました。
普通ならエコーで見える時期に、二人は分裂していたので小さすぎて見えなかったのでしょうか。
先生からは、
「双子ちゃんは一人が自然に吸収されて消えてしまうこともわりとよくあるんです。ですので、ダンナさん以外の身内の方にもまだなるべく話さない方がいいかな。」
と言われ、微妙な気持ちで病院をあとにしました。
帰り道、ダンナさんに電話をして言いました。
「赤ちゃん、子宮外じゃなかった。」
「ホント?よかった!」
「でもね・・・」
「・・・なに?どしたの?」
「双子かもだって。」
「・・・・(沈黙)」
結構長い沈黙だったのでどうしたのかと思っていたら
「はは・・・ははははは・・・ははははは」
彼はひたすら笑っていました。
嬉しかったというより、マジですか?という気持ちだったように思います。
ダンナさんも私も「双子」なんて全く想定していなかったのですから。
つづく
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