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「ビリがいなけりゃ…」



私の母の言葉です。

「ビリがいなけりゃ1等もいない」

子供の頃、母が運動嫌いの姉にかけた言葉です。
姉は運動が苦手で、運動会が大嫌いでした。
徒競走などではビリを争うタイプ。

兄と私はリレーの選手になったり、スポーツが得意でしたので、姉は毎回とてもツラい思いをしていたそうです。
運動会を前にブルーになる姉に、母がかけた言葉。

母がどこまでの思いで言った言葉かわかりませんし、誰かから聞いた言葉なのかもしれませんが、結構深いなぁと思います。

当たり前と言えば当たり前ののことなのですがね。
1等はすごいけれど、ビリという存在がいないと1等もいるはずがない。
だからどんな順位だって必要な存在のよ、という意味で言ったのだろうな。

はっきりと「ビリ」と言われるとグサっと突き刺さる言葉のようにも思えますが、姉にとってはこの言葉がとても支えになったようです。

母って、結構いいポイントついたこと言ってくれるんですよね。
普段は飄々とした人なのですが、結構本質をついてくる。

いかにも慰めるとか励ますとかいう優しい言い方ではないのですが、とても愛情を感じます。

先日、名古屋の友人を訪ねたときの会話で、何気なく話したエピソードでしたが、皆がとても感銘を受けていたので改めて私も感じました。

こんな風に、短いけれど心に残ることを言えるような母親になりたいですけど。
まだまだ感情が先行してしまう未熟な私ですのでなかなか難しいですね・・・

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