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自分の時間

ワタクシ、本屋さんの孫です。今は叔父が継いでいますが。
幼い頃、祖父母の家に遊びに行くのが楽しみでした。
小さな本屋さんですが、本のニオイが大好きで、いつもワクワクしていました。
帰る時に、2、3冊持って行っていいよ、と言われ、表紙の綺麗な絵本や、月刊誌の余った付録などを沢山もらって帰った覚えがあります。

父は、4人兄妹の長男なので、子供の頃から本を読みながら毎日店番を手伝っていたそうです。
そのこともあり、かなりの本好きです。
父の部屋は今でも本であふれかえっています。
床が抜けるのではないかと思ったので、何度か処分したのですが、その後もどんどん増えて行きます。
もう間もなく80歳になりますが、相変わらず本を読んでいます。

そのせいか、未だに少年のように好奇心旺盛なせいか、父はとても物知りです。
幼い頃から、何かをたずねてすぐに答えが返ってこなかったことが一度もありません。
「わからないこと=お父さんにきく」
で、全て解決されるような気さえしていました。
大学の専攻は国際関係的なものだったらしいですが、私のイトコの電機や化学関係の仕事の話も普通にしているし、一体どんなジャンルまで知ってるのだ!と思います。
さすがに現代のデジタル的なIT関連のことに関しては疎いので、パソコンやスマホなんかについては私たちの方が知っていますが、それ以外についてはとても敵いません。

父の血を受け継いだのか、姉もものすごい読書家でした。
普通に明るい子供でしたが、小学生のころから学校の図書室で本を借りまくり、学校の帰り道にある小さな公民館の図書コーナーにも毎日行き、本を借りまくり。
たまに寄らないと司書さんから「今日は○○ちゃんこなかったわねぇ」と心配されたほど。
そして寝る前もベッドの中の暗がりで読みふけっているものですから、母から読書禁止令が出たほどです(笑)

母も本は好きな方だと思います。よく読んでいますから。
兄はあまり印象がありませんが、普通に勉強もできたし、色々なことも知っているので、読んでいるのでしょうか。

私・・・
大して読んでいませんでした・・・(>_<)
おそらく、人並みには読んでいたし、読書は嫌いではなかったですが、そんな人たちに囲まれて育った割には・・・です。
今までの自分の生き方についてそれほど後悔する部分はないのですが、もっともっと勉強すればよかった!もありますが、それ以上にもっともっと読書をすればよかった!と常々思っています。
もっともっと沢山本を読めばよかった!色々なジャンルを読んでみればよかった!

結婚して子供が生まれて、仕事も再開して、それでも読み聞かせだけはしてあげたい!となるべくイチコとニコには本を読んであげるようにしていましたが、これももっともっと自分が頑張ってやればよかった!と思っています。
そうしたら彼女たちにももっと想像力と読解力がついていたのだろうか・・・(遠い目)
読書がすごく大切なことだと気付いたのが大人になってから・・・
それでも時間がない時間がないと言い訳してあまり読めず・・・。
子供が生まれてから自分の読書をしようと思っても寝る前しか時間がなく、ベッドに入って本を広げた瞬間に秒殺で寝てしまっていました。

この数年で自分の時間がだいぶとれるようになってから、本を読むようになりました。
読みやすいジャンルの本ばかりですが、とても楽しいです。

ちなみに・・・ダンナさんも結構な読書家です。私と同じく、小難しい本はあまり読みませんが、たまに父と本の話をしている時があります。
片道1時間の通勤時間は大体読書しているようです。
最近私が読んでいるのはそんな彼が読み終わった本たち。
数年前までは寝てしまってなかなか進まなかった読書ですが、急速に読めるようになってきました。

なぜだろう・・・??
スマホでネットニュースなどを見ている時間もありますが、最近は読書の時間の方が楽しく感じます。
読みかけの本の続きを早く読みたい!なんて思ってたりします。

そのことがまた嬉しかったりします。

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