老害元上司が退職することになりました。
あんなに嫌がっていたクセに、いざ退職が決まったと聞くと・・・
せつなくなってくる自分勝手な私。
本当に勝手なものですね。
この数年、彼の言動に疑問を持つようになり、4月以降の振る舞いに激怒していた私でしたが・・・
社長に注意されたり、人事と面談したりしたあとは、驚くほどおとなしくなり、口出ししてくることも、他の社員に声を荒げることもなくなっていました。
昔、仲良く仕事をしていた頃の穏やかさを取り戻しつつある様子でした。
好き勝手な勤務の仕方には今でもモヤっとしていますけど・・・。
10月以降、本来の部署に座る、という前提の話は聞いていましたが、一転、退社となると・・・
若干ズーンとしている私がいます。
最近は嫌なところが多すぎたので、文句しか言っていませんでしたが、この14年あまり、お世話になったのは事実なのです・・・
人が増え、こじんまりやっていた部署も様々な意見が飛び交うようになり、うまくいかなくなってしまった・・・
嘱託社員になり、パート社員になり、給料もモチベーションも下がってしまった元上司。
その姿にガッカリしていた私もいたのだと思います。
あんなに信頼していて尊敬もしていた元上司の、ズルい部分、良くない面がどんどん見えてくるようになってしまい、生真面目な私には許せないこともあり・・・
私には今でもずっと優しいのですが、他の男性社員にキツク当たるところ、自分のやり方を変えさせないところ・・・4月以降、数カ月は皆の仕事の邪魔になるようなことばかりでした。
思えば、彼の中でも退職が近づいてくる気持ちの葛藤の気持ちがあったのかもしれません。
それをうまく受け入れられずにもがいていたのかもしれないなぁなどと考えてみたりして。
その葛藤が人に当たるような出方になってしまった
人事の面談後、今後どうしていくかを考える時間を与えられたようですが、自分で退職を決断したようです。
同じ部署の他の若手の社員達は、いい時代の元上司と関わっていないので、単純に退職を喜ぶかもしれません。
正直、私もホッとしているところがあります。
でも、なんだろう、この気持ち。
お世話になった感謝の気持ちを持ちながら、退職までのしばらくはせめて笑顔で接するようにしようと思います。
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