フランチェスコ(仮名)が来て、一カ月以上が経ちました。
あと2週間の滞在です。
イチコは、テストがあったり体育祭があったりして結構忙しかったので、自分の生活優先となるとなかなかフランチェスコともゆっくりと話ができていませんでした。
いつも話をしているのはニコ。
フランチェスコも接する時間の長さが違うので、イチコよりはニコの方が話がしやすいみたいです。
ニコは部活も引退しましたし、バイトもしていないので、基本的にはヒマです。
あ、受験生なのでヒマということはないはずなのですが。
で、体育祭が終わったイチコ。
ホームステイの受け入れを熱望していたイチコとニコですから、さ、これからフランチェスコとゆっくりと交流するのかしら、なんて思っていたのですが・・・
時間ができても相変わらず自分の生活優先でさっさと部屋にはいってスマホを見たり昼寝をしたり。
ホームステイって、普通の生活の中家族のように受け入れるということに意味があるのだと思うので、もちろん特別なおもてなしなどしなくていいのだと思いますし、通常の家庭の状態で一緒に生活すればいいのだとは思うのですが・・・
それにしてもそっけない。
自分が受け入れしたいしたい!と言っておいて、いざ来てみたらそれ?という感じです。
フランチェスコもなんとなくイチコの態度に距離を感じる様で・・・時々気にしているようなことを言います。
別にイチコは普段通り生活しているだけで、悪いことをしているわけでも意地悪をしているわけでもないのですが・・・
元々男友達と話すのはあまり得意じゃない様子。
昔から知っている、気を遣わずに話をできる男友達は何人かいるようですが、学校でも女の子の友達は多いようですが、男の子とは積極的には話をしないようです。
性格的なこともあるのでしょうが・・・
それでも私やニコからしたらもうちょっと話しかけてあげてほしい、と思ってしまいます。
まずイチコから話しかけることはほとんどありません。
いつもフランチェスコが話しかけたことに対して返事をするだけ。
その場の空気が気になってしまう私としてはちょっとモヤモヤしてしまうんですよね。
ニコが割とフレンドリーに接してくれるので助かりますが。
一方、フランチェスコもだいぶ気を許してきたのか・・・
時折、寝不足で眠そうな顔した無口な高校生の朝のテンションの低さを垣間見ます(笑)
あ、普通の高校生なんだな~と。
見た目はとても大人っぽいフランチェスコですが、ダンナさんも
「なんだかんだ言ってても、やっぱり高校生の子供だな!笑」と言っていることもありますね(笑)
なんというか、彼、自分の母国のこと、あまり知らないんですよね。
旦那さんと話していて、
「意外としらないんだね。あ、でも、まだ高校生だもんね、そりゃそうか!イチコとニコだって日本のこと、全然知らないよね」なんて結論に至りました。
まだまだフランチェスコも発展途上中です。
昨年の8月末から日本にやってきた彼ですが、残すところあと2週間。
本人はまだまだ帰りたくない、と言っています。
昨日は、本人の希望により、秋葉原に行っていました。
イチコとニコと三人の、同じ年トリオの方が話しやすいかな、と思ったので私は家でダラダラ。久しぶりにダラダラ。
秋葉原といえば、私たちの年代だと電化製品!なのですが、今やアニメやアイドルのオタクが集う街。
フランチェスコはオタクではないのですが、やはり「アキハバラ」は面白いと聞いていたらしく、行きたがっていました。
イチコとニコも初秋葉原。
何があるのかわからないまま三人でウロウロしたようです(笑)
その後原宿の竹下通りに行き、フランチェスコは渋谷で買い物をして夜に帰ってきました。
人ごみに疲れて、今朝も三人共ボーっとしていました。
10カ月もいたらそろそろ母国に帰りたくならないのかなーなんて思いつつ、また遊びにおいでね、と話しています。
と、言っていたら、先日、またまた受け入れの依頼がありました。
非常に魅力的な話でしたが、この話も男性の大学生。しかもフランチェスコが帰国してからほんの数日後から40泊ほどとのこと・・・
毎日楽しい日々を送りつつも、なんだかんだとフランチェスコの部屋と同じ階にいる義父母にも負担をかけてしまっているでしょうし、ダンナさんも少しお疲れ気味。
ですので、このお話はお断りしてしまいました。
イチコとニコの受験も近いですし、テストもあったりでなかなか忙しくなりますので、8月に一件、二泊だけ決まりそうな件以外は当分無理だな~と残念に思っている私です。
無事にイチコとニコが大学生になれた日にはまた再開したいなと思っています。
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