最近、「怒り」の感情が消えてきました。
なんだろう、情熱的なものも枯れてきているのでしょうかね・・・
娘たちの思春期反抗期にあんなに闘ってしまい、毎日疲弊していたことがウソのよう。
元々あまり怒ったりもしない穏やかな性格だったと自分でも自覚しています。
だからなのか、反抗期のあの時代、プンプンしている私の姿にダンナさんも友人も驚いていたっけ。
ついでに、仕事でもプンプンしてしまうことが多く、老害上司に腹を立てることもしばしばでした。
が、最近の自分、仕事上でモヤモヤすることはありますが、腹を立てたりというほどのことはなくなりましたね。
モヤモヤするのは、理不尽なことを言われたり、突然お客さんから怒鳴られたりした場合なのですが、その場合も
「そうか、なんかイライラしてるのかな?」ぐらいでスルーできるようになりました笑
いいのか悪いのか。
娘たちに対しても、ガミガミ怒ることはほとんどなくなりました。
昔のように怒るような理由もなくなってきているのだと思いますけども。
あ、でも最近久しぶりにイチコを叱ったことがありました。
少し前に、仲の良い友人と、先輩とご飯を食べると聞いていて、その途中で連絡があり
「オールしていい?」と。オールってオールナイトです。
うーん、まあ大学生になって飲み会なんてものは全くなく、あっても参加せず、という生活をしてきたイチコ。
たまにはいいんじゃないかなと思って「わかった、気をつけて、へんなことにならないように」とOKしました。
お酒を飲んで前後不覚になったり羽目を外すようなタイプではないとも信じていますし。
で、翌朝、早々に帰ってきました。
そのほんの数日後、別の友人とご飯を食べて、一人暮らしのその子の家に泊ってもいいかと聞かれました。
うーん、まあいいんじゃない?楽しい時期だよね、と思いOKしました。
で、友達の家に泊まって帰ってくるはずの日、インカレゼミといって他大学の学生と合同でやるゼミのようなものの集まりがあり、そのまま皆で食事(飲み)に行くことになったとのこと。
うーん、まあ交流は大事だよね、と思い「気をつけて。電車に乗り遅れたりしないように」と言いました。
そして終電間近になり、ダンナさんが「あれ、まだ○○駅に向かってないよ?」と。
(イチコは最近、災害が怖くて位置情報を自らONにしています)
終電に乗れなかったら当然帰れません。
え?慌てる私。
都心の○○駅から我が家の最寄駅までは電車で1時間少しかかります。
気になって電話をしましたが、出ません。
「絶対に乗り遅れないで」とLINEをすると「うん」と返信がありました。
なので、安心していましたが、しばらくしてダンナさんが「イチコ、駅に入ってないんだけど」と心配顔。
確認するとまだ駅前の繁華街あたりにいます。
終電まであと数分。
きっと走って向かっているはず・・・なんて期待は打ち砕かれ、終電の時間が過ぎてもイチコの場所は変わりません。
都内でもあまり治安が良いとは言えない場所。
友達と一緒とはいえ、どうするの?と思い、何度も電話をかけました。
ダンナさんも何度も電話していましたが一向に出ません。
LINEを送ると既読がつきました。電話に出ない理由は友達がいるからだそうです・・・
「まさか終電乗れなかったの?」
「ごめんなさい」
「は?どういうこと?」
「乗り遅れちゃった」
「どうするつもりなの??(怒りモード)」
「途中の駅まではまだ行かれるから、そこに住んでる友達の家に行く」
「何やってんのよ!!」
「ごめんなさい」
しばらくしてまた連絡すると、なんと、その友人とはぐれてしまい、一緒に乗るはずだった電車にも乗りそびれて一人になってしまったとのこと。
怖いのか、ダンナさんの電話には出ない、LINEも既読にならないようで、パパはだんだんお怒りモード。
ニコが心配して連絡してもうざいと思っているのか無視。(ニコもお怒りモード笑)
唯一私のLINEには返信してきます。
「で、どうするの!!」
「最終の●●駅止まりに乗って、そこで降りてどこかにいる・・・」
「どこかって!!」
その駅は電車で30分ほど。大き目の駅ではありますが、一人で深夜にどうするつもりなのか・・・
インターネットカフェみたいなところにいるつもりなのか・・・
さすがに(多分)多少酔った状態でそんな風に深夜に一人見知らぬ駅で時間をつぶすとかありえないと思いました。
するとたまたまその日お酒を飲んでいなかったダンナさんが怒りモードで「迎えに行く!!」と。
だよね、だよね、良かった~、お酒飲んでなくて。
まあ私も飲んではいませんでしたが。
イチコに伝えると「・・・いいの?ごめんなさい(>_<)」と。
ダンナさん一人で行かせるのもなんか・・・だったので連絡係としてワンコを抱いてなぜか私も助手席にちょこんと(笑)
車では40分ほどかかる予定でしたが、途中で電車がしばらく止まってしまったそうで、本当に電車の到着と同じぐらいに駅に着きました。
とりあえず私が改札まで行って出てくるのを待っていると、イチコがかなり切羽詰まった顔で小走りでやってきました。
どうしたのかと思ったら「トイレに行きたい!!!」イチコはいつもかなりトイレが遠いのでそんな状況初めて見ました。
「どうした?気持ち悪いの?」
「いや、違う、普通にトイレ・・・ずっと電車でガマンしてたけど、途中で止まっちゃってやばかった」
「いや、今の駅の構内にあったでしょ?」
「見つけられなかった」
「駅の人に聞きなさいよ!」
そんなやりとりをしている間もない顔をしています。
ど、どうしよう、コンビニで借りる?見つからないね、あ、マックで借りる?あ、閉まってる・・・
すると近くにインターネットカフェが・・・
仕方ない、ダメもとで聞いてみよう。
店に駆け込み、イチコが「すみません、トイレ貸してもらえますか?」と聞くと親切なお兄さんが
「はいどうぞー二階です」と言ってくれました。
よかった・・・
間に合いました(笑)
叱るどころかそんなトイレ騒動でうっかり笑ってしまいました。
お兄さんにお礼を行ってお店を出ました。一息ついたところで
「とにかく、パパにすぐ謝りなさい。心配してるのに電話も無視、LINEも無視、でかなり怒ってるよ。明日も朝早いのに来てくれたんだからね。逆ギレとかしたらホント怒鳴られるよ」
と言っておきました。
ちなみにダンナさんにも
「いきなり怒鳴ったりしないように・・・落ち着いてね」と釘を刺しておきました。
車に乗るとイチコは開口一番
「パパ、ごめんなさい」と。
パパ、怒りをこらえて
「・・・はい。時間。時間はきちんと管理しなさい。それから約束も守る!!」と強く言っただけで終わりました。
まあパパは普段娘に対してあまり怒ることがないのでイチコも怖かったと思います。
昔は散々娘たちとやり合っていた私が穏便に済ませようと仲介することになるとは・・・。
まあでも、多少はね、多少はね、と思って夜遊び?もOKしてきましたが、ここまで短期間に続くとさすがに言わずにはいられませんでした。
イチコもやり過ぎたと思ったのか、素直に心配をかけたことを謝っていたので、まあ今後は大丈夫かな。
自分の大学時代なんて全然もっと出歩いていたし、夜通し飲んだこともありましたし、もうちょっとハメ外していましたけどね、娘となると心配なものですね。
それにしても、私の怒りの感情、どこいったのかなー笑
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