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薬の効果について

イチコは、ADHDのお薬で「コンサータ」というものを処方されました。
まずは2週間試してみることにしました。

心配される主な副作用は、食欲減退、不眠、頭痛などだそうです。
他にも色々と心配になるようなものが挙げられていましたが、今後のことは副作用と薬の効果のバランスをみて考えることにしました。
本人にとってあまりに辛い副作用があるならやめる。
多少の副作用が出てもそれ以上の効果を感じられ、本人が継続を望むなら飲んでみる。
そんな風になんとなくイチコと話し合ってみました。
薬の効果は12時間で、ジワジワと溶け出して緩やかに効きはじめるとのこと。
不眠になるので、お昼を過ぎてしまったら飲まない方が良いとも言われました。
基本的には学校があるので、朝、食後に飲むことになるでしょう。

まず第一日目は土曜日。
この日は部活だったので、8時頃に飲みました。
午前中に部活を終え、友達と寄り道してくるという連絡があった際、薬の効果や副作用について尋ねると「気のせいかもしれないけど、部活のダンスの振りがすぐに頭に入ってきた」とのこと。
私は一番最初にクリニックを受診した時の待ち時間に、イチコがダンスの振り付けを覚えることに苦労していると初めて知りました。ですので、振りが頭に入ってきたと聞いて嬉しかったです。
心配していた副作用については・・・
「なんだか突然憂鬱な気持ちになったりしたけど、それがそうなのかはわからない」とのこと。
えー・・・心配。そんな副作用だったら心配。

ひとまず翌日も飲んでみることに。
翌日は朝から夕方までバイトでした。
仕事はいつも通りにできたとのこと。副作用はこの日は憂鬱な気分もなく、頭痛などもなかったらしいです。
ただ、やはり初日もこの日もあまりお腹は減らないそうで、食べようと思えば食べられるけど、お腹がグーグー鳴るようなことななかったみたいです。

さて、いよいよ学校に行く日の3日目。
帰ってきたイチコに「どうだった?学校では?」と聞くと、
「なんかね、授業を集中して聞けた。眠くもならないし。」と。
本人笑っていましたから「え、やっぱり今まではちゃんときいてなかったの?笑」と聞くと「うん、ボーッとしてたかも(笑)」と言っていました。
副作用は特にこれと言ってなかったみたいです。

翌日の学校の時も同じ感想。
ダンナさんと話していて、薬の効果と、気持ちの問題もあるのかもね、と言っていました。
よく、治験なんかで使われる、一つは本物の薬、一つはただの粉、みたいなもので試してみたい・・・なんて冗談言っていましたけど。

本人は、「気のせいかもしれないけど」と必ず言うのですが、効果を感じているらしいことは間違いないです。
よく、ADHDの人が薬を飲んだ時に「曇っていた硝子がクリアになった感じ」とか「視力が悪かったところにメガネをかけたりコンタクトをしてはっきりものが見えた感じ」とかいう表現が使われるそうです。自分には当たり前だと思っていた状態が、実はこんなこともできるんだ、こうしたらいいんだ、と目が覚めることがあるとも聞いたことがあります。

今後、薬に頼り続けることには抵抗もありますし、薬がないと逆に不安になってしまったり、手放せなくなることはコワイような気もするので、気持ちの持っていき方だったり、意識することでも改善できるならそうしていってもらいたいです。

ひとまず、またしばらく様子を見て行こうと思います。

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